勝手に始めたこのシリーズもついに「その10」を迎えた。
この春で包丁を握り始めて丸三年になる。
石の上にも三年、少しは進歩したのだろうか・・・(遠い目)、
旅立ちの春、出会いの春、希望の春、そして「恵みの春」。
料理に携わるようになってから改めて感じることは、
海・山・川、それぞれの自然の恵みをいただいて生きているということ。
人は自然のなかで生きているのか、それとも生かされているのか・・・、
・・・てなどーでもいいことをいつものように呟いてみたワイ。
ホナ、いくでー
「兄さん!今日はビリがおるよー!」
物産市場で年増のネエさんに声を掛けられるワイ、
ビリって、あの・・・噂の・・・幻の・・・ビリガツオ!?
うおーーーっ!(魚ーーっ)
ビリガツオに出会ってもうた===!
ビリガツオは日戻りガツオ、死後硬直していない新鮮すぎるカツオ。
3枚におろしてもらって購入。(こんな貴重なカツオは下手な自分が捌いてはいけない)
とにかく「新鮮さ」がウリなので、氷にも当てずに持ち帰り速攻で食すのだ!!
いや、もう、たまらん・・・
ビリガツオの「ビリ」とは「もの凄く新鮮な」とか「弾力」のことらしい、伝わるかな~~?
ビリビリやで!
高知名物「ぬた」(葉ニンニク・酢味噌・砂糖)でも食すで!
あ~~幸せ。
人間って美味しいものを食べてる瞬間が一番幸せかも・・・、(たぶん違う)
よっしゃ、現実に戻ろう・・・
厚揚げとナスと挽肉のオイスター炒め。
これは時短料理としては活躍する。
忙しい現代人は時短も大事なこと。
ゴボウの甘辛照り焼き。
ゴボウを1本だけ持ってオバチャン達のレジの列に並ぶハードルも越えられたワイ。
レンコンとコンニャクのきんぴら。
レンコンとコンニャクだけ持ってレジの・・・、そんなに見んなよ、後ろのオバチャン。
照りとろナス丼。
ナスとキャベツだけ持って・・・そんなに見んなよ・・・レジのおばちゃん。
鳥の照り焼き。
嫁「お弁当のおかずに1個ちょーだい!」
持ってけドロボーや!上手に出来ると絵面もエエな~
照り焼きチキン丼。
温泉卵もつくったでー!
温泉卵、箸で割ってトロ~リ・・・の画像に失敗したやつ。
テイク2が利かない一発勝負に案外弱かったワイ・・・(悲し)。
最近はゴミ箱に放ったゴミも大きく外す・・・(老化)。
豚肉とほうれん草の中華炒め。
先に多めの油で溶き卵を炒めるのがコツ、炒める系の中華は手順が結構大事。
ゴボウと鶏肉のトマト煮。
ホールトマトの缶詰登場ぜよ!イタリアンぜよ!
これはパスタにも使えるな~、
リコピンで抗酸化してアンチエイジングや!!
新玉ねぎを大量に戴きました。
鶏肉が残ってたんで、
鳥めし。
鶏肉に新たま、ごま油とニンニクを多めに使って炒めて混ぜ合わせただけ。
こんな単純なものが・・・旨い。しかも、これも時短料理。
新玉ねぎのステーキ。
バター醬油でレンチンという、究極の時短料理。
これはかなり美味しい!何玉でもイケる!血液サラサラやでー!!
先日、山奥の沢で見つけた念願の「天然わさび」。
天然でっせー!
洗うとさらにソレらしくなった。
試しに小さいやつを擦ってみる。
香りがいい!
ホンマにわさびやん!
舐めてみる・・・、あれ、辛くない・・・。
調べてみると辛みが増すのは晩秋の10月以降らしい。なるほど。
まあ、それでも貴重な天然わさび、せっかくなので食す!!
わざわざ天然ブリ買うてきたで!
いやいや、・・・たまらんやつやん!!
これは贅沢!!
海の恵みと山の沢の恵みのコラボや~~!(落ち着け)
葉っぱも食べるで~。
塩もみして、熱湯と冷水で刺激を入れて冷蔵庫で寝かす。
翌日、醤油で・・・。
「辛ーーーっ!!」
これはまさしくワサビの辛さ。
春は葉ワサビ、なるほどね・・・、でもクセになる辛さでご飯がすすむ。
・・・となると、細かく刻んで、ご飯にまぶして、醤油かけて、
たっぷりなネギとカツで「ネギカツわさび丼」。
カツの下はちゃんとワサビ御飯。
嫁「もう何処にヨメに出しても恥ずかしないワ」
嫁さんから【免許皆伝】いただきました!
ワイ「ほな、ヨメに行ってくるけん!」(笑)
このタイミングで嫁の友達メグ(恵)から戴いた超美味しいビール。
これは・・・「メグの恵み?」
なんのこっちゃ。
ここまで勝手にシリーズ化した料理シリーズ。
新聞にコラムが掲載されたりして、結構楽しくやれました。
「その10」以降につづきがあるのか分かりませんが、ひとまず区切りとしてお礼申し上げます。
ド素人料理のつたない記事に目を向けてくれた皆さま、ありがとうございました。
そのうち続きをやるかも・・・
やるんかいっ!