バイク旅2022 西へ 1日目

8月末に短めの夏休みを取得し
久々にバイクで2泊3日のロングツーリングに出かけました
行先は 事前にいくつか候補は考えていましたが
お天気次第で決めようと 出発の2~3日前に決定しました

天気予報を確認して 今回は天気の良さそうな
西の方に向かうこととしました
この判断は大正解で 目的地では いずれも晴天に恵まれ 
暑さもバイクで走っていれば それほど気にならず快適でした
ただ復路は 途中で雨に降られ散々な目に遭いました

今回のバイク旅の目的地ですが
バイク乗りの習性というか本能というか 
陸地の端っこを目指すのが好きで
これまでも半島や岬を数多く巡ってきましたが
今回もその形態を踏襲することとし 岬巡りをメインとしました
岬には必ずといっていいほど灯台があるので 
岬巡り=灯台巡り となります
灯台は 本来 船のための指標ですが 自分にとっては 
ツーリングの目的地としての指標ということになります

まず1日目の最初の目的地は 香川県高松市の四国村です
灯台とは関係なさそうな施設ですが 
こちらには灯台に関係する施設が保存展示されていて
以前から行ってみたいと思っていた所です
過去に広島や神戸に住んでいた時は 近くに居ながら あまり関心が無く
一度も行かなかったことが 今になって悔やまれます

自宅から四国村へは 新東名 新名神を通り
明石海峡大橋と大鳴門橋を渡る約650㎞のルートです
途中 給油とトイレ休憩で 1回休憩しましたが
あとはひたすら走り続け お昼過ぎには目的地に到着しました 


1 明石海峡大橋
   自宅を朝5時に出発し10時30分に明石海峡を通過しました


2 大鳴門橋
   淡路島を通過し大鳴門橋を渡り11時10分に四国に入りました


3 四国村
   12時30分 予定より早めに到着しました


4 四国村
   入村前に入口手前にある「わら家」といううどん店で昼食です
   四国村のルーツは このうどん店に由来するそうで
   うどん店の建物に四国の古い民家を移築したことが始まりとのことです


5 四国村
   村内には四国各地から移築した茅葺屋根の民家が多数保存展示されています


6 四国村
   祖谷のかずら橋(レプリカ)もあります
      本物より足元の板の隙間が大きいような気がします
 

7 四国村  祖谷のかずら橋(レプリカ)


8 四国村
   村内の一番奥に小さな灯台と洋風の建物が3棟並んでいます
      古い和式の民家が立ち並ぶ四国村にあって 
   このエリアは 少し雰囲気が異なっていますが これらが灯台関連施設です
   手前に立つ灯台は 瀬戸内海の大久野島にあった 旧大久野島灯台
   灯台に隣接して洋風の建物が3棟あります
   これらの建物は 退息所(旧灯台官舎)といい いわゆる灯台守の職場兼住居です
   いずれも 瀬戸内海の江埼灯台 鍋島灯台 クダコ島灯台に併設されていた建物で
   灯台が無人化され 不要となったため 四国村に移築されました
   江埼灯台と鍋島灯台は 外国人による設計のため洋風建築
   クダコ島灯台は 日本人の設計によるものなので
   外観は洋風ながら 室内は和風になっています
   明治初期に 瀬戸内海の離島にこんなモダンな建物が建てられ
   当時の島民は さぞびっくりしたと思います


9 四国村 クダコ島灯台退息所


10 四国村 クダコ島灯台退息所


11 四国村 鍋島灯台退息所


12 四国村 鍋島灯台退息所室内


13 鍋島灯台
  四国村を後にして 瀬戸大橋を渡り 途中の与島PAに立ち寄りました
  与島には四国村で見た鍋島灯台退息所の灯台本体が現役で存在しています
  与島PAから島内に出入りする道路は一般車通行禁止ですので 
  与島PAにバイクを停めてそこから歩いて灯台まで行きました


14 鍋島灯台
  この敷地の中に 四国村で見た退息所が建っていました


15 鍋島灯台
  1872年(明治5年)点灯のプレートが付けられています


16 鷲羽山
  与島PAから更に瀬戸大橋を渡り 本州へと再上陸しました
  ちょうど夕方の時間帯でしたので 瀬戸の夕景を見ようと
  鷲羽山に上がってみました


17 鷲羽山 瀬戸の夕景


18 鷲羽山 瀬戸の夕景



長い長い1日目が終了しました
この日の走行距離は 778㎞でした
2日目は 日本海へと向かいます

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