イリアーデの言霊

  ★心に浮かぶ想いのピースのひとかけら★

アラム1号の護衛を、篠塚が志願した理由

2013年06月25日 04時17分38秒 | 高橋美由紀

法律上は1ヶ月後の誕生日の満18歳で成人とはいえ、精神的には幼児のアラム1号のお守りを篠塚は志願した。慎悟を愛するがゆえに。果てしなく広がる蒼穹に憧れようとも秘密組織のエージェントの篠塚と共に生きる限り、ガラスの城の生活は続く。このままで良いのだろうか? そう悩んでいた矢先、恵まれた生活ながら監禁まがいに暮らすアラム1号に虜囚の如き慎悟を重ねて、篠塚は女性の護衛官を希望する彼の我が儘を知り、自身が護衛することを決意する。


ロビン~風の都の師弟~ 第2巻

2013年06月25日 04時16分22秒 | 漫画

〈帯・表〉
行こうよ 新しきアルトディアスへ!

中山星香 最新刊

『妖精国の騎士Ballad』から続く少年ロビンの物語

〈帯・裏〉
美しき二人の姫君を巡る謎の影
守りたい、このひととき……!

生きるのよ あなたの運命は始まったばかり――


前巻までのあらすじ

玉ねぎ村で治療師ファラントを手伝いながら、日々を過ごしていた孤児のロビン。彼は村に現れたローラントに導かれ、風の都(アルトディアス)へと旅立つ事になる。城には「国王の妹君の息子」という触れ込みの少年・アリストが、吟遊詩人・ファニエールと共に滞在していた。王妃に気に入られている二人だが何かありそうで……。

〈裏表紙〉
ローラント王に導かれ「風の都」での生活を始めたロビン。城では二人の王女、ディアンとメリロットの世話役として忙しくも充実した毎日を過ごしていた。しかし城の内部には、平和を脅かす「影」がうごめいているようで……。ハイファンタジーの巨匠・中山星香が描くロマンティックサーガ!


ロビン~風の都の師弟~ 第1巻

2013年06月25日 04時15分03秒 | 漫画

第1巻

〈帯・表〉
『妖精国の騎士Ballad』から続く少年ロビンの物語

ロビンがレティーシャが、そしてローラントが紡ぐロマンティックサーガ!

〈帯・裏〉
物語は玉ねぎ村から、風の都(アルトディアス)へ
時を越え、描かれる新たな旋律……!

ロビン、君は神さまの贈り物だよ――


〈裏表紙〉
――ここは玉ねぎ村。孤児のロビンは、村の医師の手伝いをしながら平和に暮らしていた。村長の養い子・黒髪のローラント、そして村長の孫娘・レティーシャと友情をはぐくむ日々。しかし、金の髪の騎士が村に現れたことで、ロビンの人生は大きく変わっていく……。ハイファンタジーの巨匠・中山星香が描くロマンティックサーガ!


契り

2013年06月24日 06時51分57秒 | 歌文

【契り】
♪+作曲:五木ひろし
作詞:阿久悠

貴方は誰と契りますか
永遠の心を結びますか

波のうねりが岸に届く
過去の歌を乗せて
激しい想いが砕ける涙のように
緑は今も瑞々しいか
乙女は艶やかか
人の心は鴎のように真白だろうか
愛する人よ美しく
愛する人よ健やかに

朝の光が海を染める
生きる夢に満ちて
眩しい願いが煌めく命のように
流れは今も清らかだろうか
子供は朗らかか
人はいつでも桜のように微笑むだろうか
愛する人よ美しく
愛する人よ健やかに

愛する人よ美しく
愛する人よ健やかに


セカンドシーズン4 第2章 -2

2013年06月18日 17時13分39秒 | 小説

スニーカー文庫
『機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン4アニュー・リターン』
著:木村暢/原作:矢立肇&富野由悠季

「第2章-2」
p.109
後方から接近する敵の総数は十四。ケルディムガンダムとアーチャーアリオスで迎撃を――スメラギからの指示が届いたとき、紅色のパイロットスーツに身を包んだソーマ・ピーリスは、GNアーチャーのコクピットに座り、体の前で指を組み、静かに両のまぶたを閉じていた。彼女は沙慈と同じように人を探している。だが、その目的は真逆であった。彼女が探しているのは――アロウズの元同僚。同じチームで行動したことさえある。そして、彼女の敬愛していたセルゲイ・スミルノフ大佐を殺した男だ。体の前で組んでいた指に力を入れると、グローブがわずかに軋みを立てた。すでにピーリスは、最初に出てきた十二機の中に目的の機体がないことを確認している。これは彼女に比べて沙慈の稚拙さを意味するものではなく、まずピーリスの方が戦闘経験が豊富であること、また彼女自身が戦うために造り上げられた超兵であること、そして敵陣に突入していったダブルオーライザーと違って、アーチャーアリオスの位置が戦闘宙域からやや離れたところにあり、全体を遠方から眺められたことに起因している。嵐の中に飛び込んでいくよりも、嵐の外側から眺めていた方が、その全体像が把握しやすいものだ。だが、彼女は我慢の限界に近づいていた。凶暴な怒気が、そのはけ口を求めている。


「第4章-3」
p.306

アンドレイは離れていく二人を交互に見やり、一瞬の逡巡の後に廊下を出て武人のあとを追った。ブシドーの背中へと話しかける。
「私も同行させてください。グッドマン准将の許可は取ります」
「好きにすればいい」
ブシドーは、振り返る半歩手前といった感じでアンドレイに横顔を見せた。
「私と准尉の機体についてこれるとは思えんがな」
その言葉がアンドレイのプライドを刺激しないではなかったが、彼は自分の実力を承知していたし、不愉快さを飲み込む術も知っていたため、それを表に出すことはなかった。何と言われてもいい。いまはルイスと離れるべきではない。彼はそう思ったのだ。


ひまわり娘

2013年06月17日 06時15分59秒 | 歌文

【ひまわり娘】
♪伊藤咲子
作詞:阿久悠
作曲:シュキ・レヴィ

誰のために咲いたの
それは貴方のためよ
白い夏の陽射しを浴びて こんなに開いたの
恋の夢を求めて廻る ひまわりの花
そして いつも見つめてくれる
貴方 太陽みたい
涙なんか知らない
いつでも微笑みを
そんな君が好きだと貴方は囁く
もしも いつか貴方が顔を見せなくなれば
きっと枯れてしまうのでしょう
そんな ひまわりの花

涙なんか知らない
いつでも微笑みを
そんな君が好きだと貴方は囁く
誰のために咲いたの
それは貴方のためよ
貴方だけの花になりたい
それが私の願い
貴方だけの花になりたい
それが私の願い


月光樹 -3

2013年06月17日 06時15分21秒 | 漫画

松島:とうとう、おひとりになってしまいましたね。お父さんがなくなられたあと……けっきょく、みんな、ばらばらになってしまって。
真木:わたしがこんなふうにこの家に残るなんて思いもしなかったけど……。(お父さんの愛した庭を……こんどはわたしがまもってゆく。お父さん……それぞれの道をゆくきょうだいたちがふたたび、ここにもどるかどうかはわからないけど。愛に涙を流し、苦しい思いを耐えた、わたしたちの青春の日はまぎれもなく、ここからはじまったんですね。この庭はあなたの娘たちの心の分水嶺だったんですね、お父さん……その月下の庭に、いま、わたしは木のように立っています。)


SHERLOCK(シャーロック) - 第1話

2013年06月11日 05時39分25秒 | Weblog

第1話 ピンク色の研究

シャーロック・ホームズ:弾はピストルから発射されたものだ。あの距離からピストルで人を撃ち殺すとは、かなりの名手だ。手が少しでも震えれば命中しないだろうから、冷静で暴力に慣れているがギリギリまで撃たなかったのは道義心が強い人物だ。つまり捜すべきは軍隊に入っていたことがあり、鋼の心を…。


自身を犯人の射殺という形で救った人間のプロファイルの途中で、ワトソンの姿を見て彼が救ってくれたのだと悟るシャーロック。