イリアーデの言霊

  ★心に浮かぶ想いのピースのひとかけら★

ジョンQ

2013年06月04日 02時49分35秒 | 高橋美由紀

日本での「名無しの権兵衛」と同様に使われる言葉には、英語圏での「ジョンQ(John Q Public)」がある。海外ドラマ〈CSI〉3作で身元不明の死体を男性は「ジョン・ドウ(John Doe)」で女性は「ジェーン・ドウ(Jane Doe)」と呼び、意味は“名無しのジョン”“名無しのジェーン”である。ちょっと捻ってシーズン3の「第14話(#62) 妻たちの危険な情事(One Night Stand)で「ジェーン・ドウ」のキューバ語「フラーナ・ペレス」が偽名で使われた。この「ジョンQ」もまた同様の意味で使用される。死体だけではなくて意識不明だったり匿名の場合でも使われる。


Mission8:episode2 - 前回までのストーリー

2013年06月04日 02時31分29秒 | 高橋美由紀

世界の情報機関の中で伝説として語られる“UB”。どこにも所属しない“闇の国連”とも呼ばれる、この組織を動かしているのは最高幹部に属する9人の人間で、彼らはひとりで世界を動かす力を持つと言われている。そのひとりのムサシは天才的な頭脳と鋼のような精神力を持つ超A級コマンドで、これまでにも数々の世界の危機を救ってきた。そんなムサシを狙う暗殺組織が…?とある山奥でひとりムサシを待ち続ける恋人・橘慎悟に忍び寄る不吉な影…。ムサシはどうする?


ミステリーボニータ 2013年06月号

2013年06月04日 02時25分13秒 | 秋田書店

〈秋田書店web〉


表紙は、遂に最終回を迎えた『‐クロノス‐漆黒の神話』のエリカ&クロノス。2人はどうなるの?




最新第6巻発売中!最新第7巻は7月16日(火)発売です。


9番目のムサシ レッド スクランブル
高橋美由紀

新章の第2回目!ムサシを狙う暗殺組織が…?橘慎悟に忍び寄る不吉な影…。


管轄であるアジア全域の某国で、テロ組織とプルトニウム取引を持ち掛けた組織を壊滅させようとしている筈の篠塚殺害を企む暗殺組織「赤い馬」の暗殺者“DIV”が、何故か日本の山奥で最愛の妻(篠塚)の帰りを待つ慎悟に接近した。そんなことをしている間にクライアントの組織が潰されてしまうのでは?どうやって慎悟の存在を知ったのかという疑問より、篠塚の正体や彼女にとっての慎悟が何者かを知っているのか否か!?

それにしても前回の「Mission5」みたいに、前後編とかで片付けて欲しくない。ハイエナ2匹とアラム2号のクズ話が続いたからなぁ、癒しが欲しいわ。


橘慎悟(たちばな しんご) -07

2013年06月04日 01時42分35秒 | 高橋美由紀

第1シリーズの終盤「DUTY32:標的」で、バイト先のチャイニーズ・レストランで大学生の結城と親しくなるが、実は自身との関係を足掛かりに篠塚と「UB」を狙う暗殺組織「煌龍」の総帥だと知り、心を残しながらも篠塚を愛するがゆえに全否定する。第2シリーズの終盤「MISSION5~試練の冬~」で犯罪組織に狙われる化学者の孫娘を篠塚のために守り抜き、自身を心から愛し心配してくれる人を傷つけてはいけないと諭して不仲だった祖父のウスチノフ博士との和解を仲介した。そして、第3シリーズの「Mission8」でプルトニウムの取引を行おうとしたテロ組織「KK解放軍」の取引を妨害し、プルトニウムを奪取した篠塚が更に「KK」と取引を持ち掛けた相手組織を壊滅に追い込もうとしていた。そのため、「KK」は暗殺組織「赤い馬」に取引の妨害と組織の壊滅を企む“アジア人(篠塚)の暗殺”を依頼し、「赤い馬」の暗殺者DIVが正体を隠して接近した。


橘慎悟(たちばな しんご) -06

2013年06月04日 01時41分34秒 | 高橋美由紀


第1シリーズのきらら16コミックス第20巻の裏表紙。

第3シリーズの「Mission5」で雪深い田舎町の別荘地にある“隠れ家”で1ヶ月少々。帰宅する筈だった日に篠塚は帰らず、帰宅予定を超過して2週間が過ぎても音信不通だった。しかし、一緒に暮らし始めてから“そういうこと”は日常茶飯事で珍しくなく慌てふためくことはないが、不安ではあったので凍える寒さの中を最寄りのバス停「山ノ平(やまのたいら)」に毎日通い、最終バスが過ぎるまで雪の朝も風の夜も一日中待ち続けた。その蹄にかけて命を食い千切ろうと襲い掛かる“死”という名の蒼ざめた馬は其処彼処で待ち構えており、どんなに熟練した兵士でも回避は至難の業であればこそ、愛する女性に対する絶大な信頼は待つことを、押し寄せる不安は場所を選択させた。そんな篠塚の帰りを待つ姿が地元の高校の女子生徒全員のハートを鷲掴みし、狂喜乱舞する彼女達の憧れの的だった。篠塚と一緒の姿を1度だけ目撃されても性別不明の篠塚は女性として認識されなかったため、友人だろうと都合の良い推測に脳内変換され“バス停の人”と呼ばれた。

或る日、町に巣喰う権力者の息子の「青木一志(あおき・かずし)」により車の中に連れ込まれかけた「森谷桃子(もりたに・とうこ / No.3001)」を護衛のUBメンバーとは知らずに助け、数日後、それを根に持った青木達の襲撃を受ける。迎え撃ち次々と倒してゆき青木達を圧倒するが、自身を襲う計画を知って駆けつけた女子高生達を盾にされてしまう。彼女達を守るためにダメージを覚悟した時、密かに帰還した篠塚の号令の下、か弱き女子高生の仮面を外したNo.3001により不良グループは一掃され事無きを得た。次々と仲間を倒され戦意を喪失した青木は言葉もなく立ち尽くし、篠塚の降伏勧告を受けてへなへなと座り込んでしまう。一日千秋の想いで待ち続けた日々を気にも留めず、遅くなったことを詫びる篠塚をねぎらって彼女の無事を喜び、いつものように“お帰り”と笑顔で迎えた。飛ぶ鳥跡を濁さず&恩を恩で返す主義の篠塚の采配で青木父子は厳罰に処され、町を慢性的に蝕んでいた災厄は終わりを告げ、安心して彼女と共に新しい“隠れ家”に旅立った。