身辺雑記(3) 2007-05-30 | ライフサイクル ふらんすへ行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し せめては新しき背広にて きままなる旅にいでてみん。 汽車が山道をゆくとき みづいろの窓によりかかりて われひとりうれしきことをおもはむ 五月の朝のしののめ うら若草のもえいづるこころまかせに。(萩原朔太郎『旅上』) 皐月が終わる前に、この詩を胸に。