intoxicated life

『戦うやだもん』がお送りする、画日記とエッセイの広場。最近はライブレビュー中心です。

あの感動をDVDで:最近のお気に入り

2005-08-18 | music
Death Cab For Cutie / DRIVE WELL, SLEEP CAREFULLY


もし今見えるこの星達が輝きを失っても、この音に照らされれば少なくとも僕に支障はない。


シアトル出身、USインディのホープであるデスキャブが初の映像作品をリリース。Film-makerにJUSTIN MITCHELを迎え、彼がツアーに同行する形で撮影は進行されている。作品そのものに関して言ってしまうと、あまりよくない。いわゆるドキュメンタリータッチの作品なのでライブ映像にも本人達のインタビューがかぶったりするので音に集中しづらい。いいところですぐ出音レベルが下がっていくのでフラストレーションだ。まだ全編見終わってはないのだが、いずれにしてもいいバンドには変わりない。


デスキャブと出会ったのは3年ほど前。The Photo Albumが出たころでそれを焼いてもらったのが最初だったが、昨今のスパングル好きにもその末端をみるスローコアへの傾倒が確実となったのもこのアルバムがきっかけだった。特にM2、7、8あたりは、情景とよくマッチする空港ロビーの待ち合わせを中心に何度も聴きあさった。


今年の春にアメリカで2ndを買い、友人に4thの音源をもらった。サマソニで1stのカッコよさに泣き、翌日即購入。その時にこのDVDも手に入れた。


彼らの奏でる旋律と深みがいつも電車のゆらぎと重なってくる。眠気は起こさないが、ウトウトさせられるかんじだ。音源でもドラムの音がどんどん前に出てきているので、さほどテクニックがない叩き方でも本当にウトウトさせられる。



あとは英語の発音がはっきりしている印象がある。アメリカンなので極めて聞き取りやすい。歌詞ももちろんいいのだらけ。



このdelightに多くの人が出会えますように。