マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

大統領選候補者に米国のダイナミズムを見る

2024-08-13 10:49:48 | 米国政治
米国大統領選の候補者が出揃選挙活動も佳境に入ってきた。
大統領選の候補者(副大統領も含む)の経歴を見てあらためて米国政治のダイナミズムを感じたぜ。
民主党のハリス大統領候補は両親がジャマイカ、インドの出自を持つ女性であって副大統領になる前はカリフォルニア州の司法長官を務めた。
それだけで十分ダイナミックで多様的である。
ウォルツ副大統領候補は高卒後地元の工場に就職、その後教職を得るため大学に進学し公立高校教師の職を得た。
高校でアメフト・コーチをやっていたことも有名だしボランティアで中国へ行き英語を教えていたこともあった。
高校教師の傍ら州の兵役にも身を投じ最終的に曹長で兵役を終えるが関わったのは戦争ではなく災害復旧だった。
その後下院議員を経てミネソタ州知事を務めていたのだが実はそれ以前にいろんなキャリアを積み重ねていたんだねぇ・・・。
共和党のトランプ大統領候補は言わずと知れた大統領の経験者だが大統領になる前の政治経験はゼロだった(テレビ番組等で顔はよく知られていたが)。
一方、バンズ副大統領候補は作家活動を経て政界入りしたが以前は反トランプ派だった39歳の若者である。
この4人が両党の大統領、副大統領候補だってねぇ。
何とダイナミックでそれぞれ個性的であることか。
翻って我が国の政界を見ると次代を背負う(と目される)面々はいずれも2世議員や学歴・職歴で似たもの同士が多く新鮮さ、多様さに欠ける。
日本の政治ももっと門戸を開放し清新な人材を求めたらどうだろう?
きっと政治の世界も変わると思うよ。
コメント
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