フリーターが語る渡り奉公人事情

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格差・NEET論リンク

2005-10-20 16:34:55 | Weblog
standpoint1989さんが、格差社会とNEETについて書いていらっしゃる。TVに出演する論者の語らない点も含めて論じておられる。気になるのでメモしておく。

ブログ・「たゆたえど 沈まず」より

↓ 格差社会について
http://plus-ultra.cocolog-nifty.com/ultra/2005/10/post_ade9.html
 コメント欄の特定郵便局長の家の実態など興味深い。

 <数時間後に追記>なお、嫉妬についての批判も秀逸。↓ はまとめの部分からのコピペ。

>底辺労働者たちの中間層の既得権益への憤りを“嫉妬”と分析して、それで証明
>終了としてひとりごちている言論の姿勢からは、我のみが見通しているとする独
>善的な態度しか読み解くことが出来ない。本来ここで問われるべきは、そうした
>中間層の既得権益があるかないかであって、それが底辺労働者たちにとって不公
>正として生じているかどうかということである。
>そうした考察をも、「それは嫉妬である」という言葉だけで行わないのであれ
>ば、知識人は何度でも敗れるだろう。
>保守は憤りのうちに没落してゆくであろう。

福祉を保守したければ、エセ保守みたいに嫉妬嫉妬とさわいではいられないという見解ですね。賛成です。<数時間後に追記ここまで>



↓NEET論
http://plus-ultra.cocolog-nifty.com/ultra/2005/10/neet_88b6.html#comments

こちらの記事の、ニートの問題を言う人が、若者の雇用を増やすこと、さらにそれは中高年の雇用を削るという現実について語らない、と言う。的確な指摘だ。
 ある一定の失業者や半失業者を含めた社会のグランデザインが求められているのだろう。どんな雇用政策を行っても、失業がゼロにはならないのだとしたら、現実的には「よりましな失業生活のおくれる政策」についても議論をおこすべきなのだろう。(もちろん、現在行われているいかに失業を減らすかという議論も軽視されてはならない。)

 もしもstandpoint1989さんが、カサンドラ(ギリシャ神話に出てくるトロイの王女。予言能力があったのに、誰からも信じてもらえなかった。)扱いされても、わたしは味方でいたいと思う。

http://d.hatena.ne.jp/yukihonda/(これはTB用URLです。)


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