くらしの花色こころ色

毎日のくらしの中の出来事、庭、花など
幸せを感じる小さないろいろ

花の香りの失敗談

2016-02-09 19:59:36 | 日記

雪を被って枝も雪の中に押し付けられていましたが

やっと雪から開放され

全体の姿が見えます

 

葉は艶がなく色褪せたようですが

赤みのある蕾だけは数多く

 

雪の重みで押さえつけられたビオラも

姿勢良く立ち上がっています

 

花の話から逸れますが

最近の柔軟剤のパッケージは花の絵が多く

バラの花なんて描かれているとつい手に取ってしまいます

香りも様々、強香になっています

衣類の消臭剤も同じこと

朝露にぬれるガーデンローズの香り

なんてキャッチフレーズに惹かれてしまいます

 

香りで失敗した数年前の話です

結婚が決まって帰省した長女を駅まで車で迎えに行き

その晩は何事もなく就寝したのですが

翌朝、娘が「く・る・し・い」と起きあがれませんでした

その日は両家顔合わせの食事会でした

喘息の発作と思い、すぐに病院へ

顔合わせの時間までに何とかするつもりでした

時間ぎりぎりまで点滴を受け

そのまま食事会に行ったのですが

娘はその間も息苦しさを我慢していたようです

食事会が終わり、親同士話し込んでいる間に

我慢が限界になった娘は娘婿に連れ出してもらい

救急病院に行っていたのです

その後が大変でした

点滴を何本繰り返しても回復せず

夜になって娘婿と交代しましたが

帰宅の許可が出たのが夜中の3時でした

しばらく喘息の発作は起きてなかったので不思議でしたが

原因は私が車のシートに使った消臭剤でした

娘婿も一緒に乗るのでエチケットのつもりが

よけいなことをしてしまった訳です

香りに敏感なことを忘れていました

娘の大事な日をダメにし

相手にも相手の家族にも初日に病弱のイメージを与えてしまいました

私は落ち込んで、娘に謝るしかなかったのですが

娘は、結婚して夜中に発作起きたらこうなると

練習できて良かったのよと

慰めてくれました

結婚後にこの時のような発作が起きた事はないのですが

私の苦い経験です

ドジ母でした

 

香りはありません

庭の隅っこで咲いているエリカです

 

 


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