物欲大王

忘れないために。

DVD「アメリカン・バレエ・シアター白鳥の湖」

2008年01月14日 23時49分31秒 | クラシック
 ニコニコ動画で妻が教えてくれたアーティスト「アンヘル・コレーラ」。
この動画です。
海賊での1シーンなのだが「え?CG?」て思うくらい、フェッテのスピードが早い。
調べてみると、俺と同い年。
何やってるんだろう?俺。
とかなりへこむ。
ファンになり、先日の誕生日にはコレーラが主役のDVDを妻がプレゼント。
演目は「白鳥の湖」。先程紹介したDVDはロシア版で今回はアメリカ。
我が家で「冷戦」。ちょっと面白い。

最初に気になったのが、DVDのジャケットデザイン。
デザイン会社に勤めてまだ1年足らずの俺が言うのもあれだが、
なんとかならんか?このデザイン
なんかダサいんだよ。どうせ作るんだったら「手に取って貰える」デザインにしなきゃ。

次に気になったのが録音。
先日の記事で書いた「プチ・ホームシアター」で聴いていたのだが、録音が酷い。
マイクを置く場所が悪かったのか、音がこもって聴こえるのだ。
演奏もまあまあだったのは仕方が無いが、もう少し気を使ってもらいたかった。
テレビに繋ぎ直したら、なんとか聴けるようになったのが幸い。

文句を散々書いたが、その点を除けば「実に楽しめた」作品だった。
さすがショービジネスの本場、アメリカのカンパニーである。
伝統よりも「ショーとして楽しませる」という考えが見受けられる。
というか、「伝統?何それ?」という感じだろうか?
保守的な人には「壊している」印象になるかもしれない。
特に「壊している」のが音楽。かなり作曲して追加されている。
そう。これは編曲ではなく、作曲だろう。
ロシアが観たら怒るぞ。と勝手に心配。

 さて、肝心のダンスである。
私が感じたのが、とにかく「派手」だということ。
バレエは芸術ではあるが、魅せるスポーツでもあるということを改めて思い知らされた。
特にダンサーの跳躍力が凄い。
まるでオリンピックを観ている様だった。
ただ「高く飛ぶ」だけでは無く、優雅に飛んでいるのには驚いた。
人間であるはずのジークフリート王子までが鳥のように飛んでいた。

機会があれば観て欲しいのが、コレーラのフェッテ。
もう、無茶苦茶早い。
ただ、強引に回っているのではなく、軸をしっかりと保って回っているので、まるでコマの様。
とっくに過ぎたが、少し正月気分。

でも、ありぇねぇってこの早さ。
捏造じゃね?得意じゃんアメリカは。
だって、ほら。あの月面着陸だって疑惑を持たれているし。
このDVDもハリウッドで絶対にCGを使って……

嘘です。すいません。ブッシュさん。
軍隊を差し向けるのだけは勘弁してください。
私なりの「ジャパニーズジョーク」ですから。
決して
言論テロではありません。


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