物欲大王

忘れないために。

サブウーファー導入!

2008年01月21日 22時40分26秒 | 日記
DVDレコーダーにミニコンポを繋ぎ「ミニホームシアター」として楽しんでいる我が家。
バレエを観る時は問題ないのだが、映画を観ると欲しくなるのが「低音」。
近所のハードオフには手頃なサブウーファーが……
まぁ、いいか。と我慢していたのだが、ついに物欲大王の魔の囁きが……
YOU!買っちゃいなYO!
と。

で、従うことにしました(笑)。
買いました。サブウーファー。
機種はヤマハの「YST-SW90」です。
パワーアンプ内蔵なので、大変お手軽です。

接続を済まし、再生したのが「レオン」。
感想は「素晴しい」の一言。
低音の迫力が出て、まさに「映画を観ている」という充実感。
スピーカーが増えたせいなのか、音が広がった印象。

それにしても、ウーファーって振動が凄いのね。
妻によると「遠くでも振動が伝わる」そうで、ボリュームを下げろと軽く怒られました。
調べると低音は意外と響くようで、近隣住民のトラブルにもなりやすいそうだ。
うん。確かに「玄関を開けたら射殺された」とリアルGTAにはなりたくない。
早急に振動対策を。ということで、翌日「エスポット」へ。
工事用品コーナーで防振クッションを4つ購入。
早速、スピーカーの下へ。
で、また「レオン」を再生。
おお。すげぇ。振動がかなり減ったよ。すごいよエスポット。
振動が気にならなくなったが、音が悪くなった気がする。
なんか「ボヨンボヨン」と聴こえる。
やっぱりスピーカーの真下には硬い物を置きたいな。
と翌日ニトリへ。「なんか木ねぇか?木は?」と探しているとありました。
「刃あたりがここちよいお手軽サイズの木製まな板」
そうです。まな板っす。
とりあえずこれでいこう。
購入し、スピーカーの下へ。
ちなみにスピーカー→10円インシュレーター→まな板→防振クッションの順番。
諸問題すべて解決。最後にウーファーのセッティング。
色々やってみて気付いたのだが、「控えめ」が良いのね。
買ったばっかりだと嬉しくて低音を強めにしていたのだが、暫くするとうざいね。
そう。ウーファーって家政婦に例えると分かり易いかも。
家政婦は「裏方」としてその家庭を支えるのが仕事であり、殺人事件を解決する様な人は家政婦として失格なのである。
あくまでも主役はその家庭。裏方が主役になってはいけないのである。

あ、2時間ドラマは別ですが。


DVD「アメリカン・バレエ・シアター白鳥の湖」

2008年01月14日 23時49分31秒 | クラシック
 ニコニコ動画で妻が教えてくれたアーティスト「アンヘル・コレーラ」。
この動画です。
海賊での1シーンなのだが「え?CG?」て思うくらい、フェッテのスピードが早い。
調べてみると、俺と同い年。
何やってるんだろう?俺。
とかなりへこむ。
ファンになり、先日の誕生日にはコレーラが主役のDVDを妻がプレゼント。
演目は「白鳥の湖」。先程紹介したDVDはロシア版で今回はアメリカ。
我が家で「冷戦」。ちょっと面白い。

最初に気になったのが、DVDのジャケットデザイン。
デザイン会社に勤めてまだ1年足らずの俺が言うのもあれだが、
なんとかならんか?このデザイン
なんかダサいんだよ。どうせ作るんだったら「手に取って貰える」デザインにしなきゃ。

次に気になったのが録音。
先日の記事で書いた「プチ・ホームシアター」で聴いていたのだが、録音が酷い。
マイクを置く場所が悪かったのか、音がこもって聴こえるのだ。
演奏もまあまあだったのは仕方が無いが、もう少し気を使ってもらいたかった。
テレビに繋ぎ直したら、なんとか聴けるようになったのが幸い。

文句を散々書いたが、その点を除けば「実に楽しめた」作品だった。
さすがショービジネスの本場、アメリカのカンパニーである。
伝統よりも「ショーとして楽しませる」という考えが見受けられる。
というか、「伝統?何それ?」という感じだろうか?
保守的な人には「壊している」印象になるかもしれない。
特に「壊している」のが音楽。かなり作曲して追加されている。
そう。これは編曲ではなく、作曲だろう。
ロシアが観たら怒るぞ。と勝手に心配。

 さて、肝心のダンスである。
私が感じたのが、とにかく「派手」だということ。
バレエは芸術ではあるが、魅せるスポーツでもあるということを改めて思い知らされた。
特にダンサーの跳躍力が凄い。
まるでオリンピックを観ている様だった。
ただ「高く飛ぶ」だけでは無く、優雅に飛んでいるのには驚いた。
人間であるはずのジークフリート王子までが鳥のように飛んでいた。

機会があれば観て欲しいのが、コレーラのフェッテ。
もう、無茶苦茶早い。
ただ、強引に回っているのではなく、軸をしっかりと保って回っているので、まるでコマの様。
とっくに過ぎたが、少し正月気分。

でも、ありぇねぇってこの早さ。
捏造じゃね?得意じゃんアメリカは。
だって、ほら。あの月面着陸だって疑惑を持たれているし。
このDVDもハリウッドで絶対にCGを使って……

嘘です。すいません。ブッシュさん。
軍隊を差し向けるのだけは勘弁してください。
私なりの「ジャパニーズジョーク」ですから。
決して
言論テロではありません。


DVD「マリインスキー&ゲルギエフ版白鳥の湖」

2008年01月14日 22時54分40秒 | クラシック
去年の夏頃だろうか?
渋谷のCD店をブラブラしていると、視聴コーナーに白鳥の湖のCDが置いてあった。
指揮は「ワレリー・ゲルギエフ」。恥ずかしながら、知らない名前だった。
ヘッドホンを耳に当て、再生ボタンを押してみる。
おお。好きだ。このくどい指揮。
いや、くどいのではなく、重厚。
とても気に入り、購入。
帰宅後、調べてみるとゲルギエフ版の「くるみ割り」のCDを持っていた(笑)。
「白鳥」はプレヴィン版を持っているので、比べて聴いてみると実に硬派。
伝統を大切にする様な「硬い」指揮ながら、格好良く、ロマンティック。
一発でお気に入りの一枚になり、毎日の様に聴いていた。

そして、遂にDVD版が登場。早速購入。
キャストは以下の通り。
オデット&オディール ウリヤーナ・ロパートキナ
ジークフリート王子 ダニーラ・コルスンウェフ
王妃 アレクサンドラ・グロンスカヤ
家庭教師 ピョートル・スタシューナス
道化 アンドレイ・イワーノフ
ロットバルト イリヤ・クズネツォフ

まずは演奏。序曲のオーボエのソロが始まった途端、「なんて贅沢な演奏なんだろう」と思った。
バレエは「総合芸術」と呼ばれているが、音楽だけは「ちょっと……」という場合が多い。

だが、このDVDは指揮がゲルギエフ、演奏がマリインスキー劇場管弦楽団と、とにかく演奏が素晴しいので、「DVDを流しながら、本を読む」なんて楽しみ方も出来る。
う~~ん。ちょっとバブリーな気分。

で、肝心なダンスである。
うん。やっぱり一流のカンパニー。
皆が巧い。お国柄なのだろうか、特にコールド(群舞)が美しい。
ソロで踊るダンサーも軸がブレないのが一流の証だろう。
ロシアバレエは「道化」というポジションがあるそうで、このDVDで演じるのがアンドレイ・イワーノフ。
彼がとにかく「回る」。
「主役は俺だ!」と言わんばかりに回る。そして飛ぶ。
他のダンサーも「負けてたまるか」と頑張るので、
主役は誰よ?
って状態(笑)。

その主役を演じるダニーラコルスンツェフが踊ればたしかに巧いのだが、周りの主張が強すぎるので、正直存在感が薄い。
まぁ、それが許されるのがバレエだし、観ていて楽しいのでよしとしよう。
でもジークフリート王子よ。
もう少し主張しろ。

アーティストを志す君達へ……

2008年01月06日 21時42分34秒 | 日記
昨年、ネット上で2人の若者と知り合った。
一人は、これから飛び立とうとする者。
もう一人は、さらに高く伸び上がろうとする者。

夢を持っている若者が好きだ。
ゴールが無い芸術の世界で頑張っている君達が好きだ。

成功するかもしれない。
壁にぶち当たるかもしれない。
それでも頑張って欲しい。あきらめないで欲しい。
意外となんとかなるものだ。

でも、挫折するかもしれない。
夢をあきらめてしまうかもしれない。
それでもいい。
一所懸命やったならば、それでいいではないか。
その後の不安もあるだろうが
意外となんとかなるものだ。

もし迷っているのならば、とりあえず走ってみよう。
途中で転んでしまっても、走り続けてみよう。
リタイヤしようと思ったら、もう少し走ってみよう。
意外となんとかなるものだ。

2人ともホント頑張ってね。
今年は、人生の転機になるぐらい重要な年だから。


さて、俺だ。
今年も「頑張らない」、「無理をしない」、「欲を出さない」の3つのスローガンで生きて行こう。
毎日、コツコツとやっていけば知らないうちに伸びているから。俺は。
そう。コツコツとコツコツと……
え?「欲を出せ」ですって?奥さん。
やめてください。
欲を出すとボロが出ますので。

ず~~とテレビ

2008年01月05日 00時55分15秒 | 日記
昼頃起きてまずは一服。
有頂天ホテルを鑑賞。
途中で妻が起床。
その後、2人で素顔のスターダンサーたちを鑑賞。
近所へ買い物をし、妻の実家へ遊びに。
帰宅後、のだめカンタービレスペシャルを鑑賞。
そのままNHK教育の芸術劇場を。
クラリネットのカールライスターの演奏会なので、1時まで観ようと頑張るが挫折。
感想は気が向いたら明日書きます。
とにかく眠い。
修行僧か?俺は。

紅白とか60円とか……

2008年01月03日 00時23分56秒 | 日記
 簡易ホームシアターのその後の話。
大晦日の楽しみは紅白歌合戦。
「楽しみ」と言っても真剣に観るようになったのは、年末年始の休みを貰えるようになった去年からだが。
前日に完成した「簡易ホームシアター」で鑑賞。
因みにケーブルテレビに加入しているので映像はハイビジョン。
規模は小さいが、かなりの幸せ。

音が良いと楽しさが倍増するね。特に音楽番組は。
しかし、この番組はすげぇ。もうやりたい放題。
演歌のバックダンサーにマッスルミュージカル。
ガクトが歌う時の観客は鎧をまとった大量の兵士。
色々批判する人もいるが、俺はこの番組が好きだ。
我が国を代表する音楽祭だと思う。お世辞抜きでね。
番組を支えるスタッフのみなさんの気合も伝わってきた。
というか、音が良くなったおかげ(?)で、ステージセッティングの時に怒鳴り声が(笑)。
こらぁ~~って。

その後、ジルベスターコンサートを観て就寝。
で、本日である。
ネットでオーディオについて調べていると「10円インシュレーター」について書いてあった。
おお。懐かしい。
「10円インシュレーター」とは、スピーカーの下に10円玉を置くだけで音が良くなるという、ちょっとしたテクニック。
実家にいた頃にやってはいたが、スピーカーの位置が耳の傍だったので、違いが分からなかった。
しかし、今のスピーカーセッティングはバッチリ。
やってみる価値はあるようだ。
よく読むと1つのスピーカーに3点で支えるのが良いらしい。
4点の方法もあるようなのだが、セッティングが難しいらしい。
そんでもって音が広がるのが「前2点と後1点」のセッティングらしい。
ほう。なるほど。早速やってみよう。

俺の財布には50円分しかなかったので、妻から10円を貰う。
セッティングを済まし、ゲルギエフ版の「白鳥」を再生。

……。
もうね。全然違う。
音の粒がはっきりしてきたし、音が抜ける様になった。
「田舎のOLが上京して銀座のナンバー1になるぐらい変わった」
というのは言いすぎか。

その後、映画を再生。
う~~ん。低音がもうちょっと欲しいね。
そうなってくるとウーファーが欲しくなる。

しまった。だんだんオーディオの魔力にとりつかれてしまった。
やばい。オーディオの世界ってホント青天井だからヤバイ。
落ち着け俺。欲を出すな俺。

ということで、暫くはこのままでいこう。
3000円だし。