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抗マラリア薬、新型コロナ治療で効果示されず 初の主要臨床試験 ”評価系が効果を検出できないレベルかも?”

2020-06-04 11:33:11 | 新型コロナウイルス
https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2020/06/278741.php NEWAWEEK 2020年06月04日(木)
新型コロナウイルス感染症治療への抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」利用に関する初の主要臨床試験で、ウイルスにさらされた後に投与しても効果がないという結果が3日示された。写真はブラジルのポルトアレグレの病院で5月に撮影した同薬(2019年 ロイター/DIEGO VARA)
[3日 ロイター] - 新型コロナウイルス感染症治療への抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」利用に関する初の主要臨床試験で、ウイルスにさらされた後に投与しても効果がないという結果が3日示された。また、ヒドロキシクロロキン使用に伴う深刻な副作用や心臓への影響は確認されなかった。
ミネソタ大の研究者らが主導した試験では、新型コロナとの接触があった、もしくは感染リスクの高い世帯に住む821人の被験者にヒドロキシクロロキンもしくは偽薬(プラセボ)を投与し、効果を比較した。

ヒドロキシクロロキンが投与された被験者では、新型コロナ感染症のような症状を発症したのは11.8%、プラセボでは14.3%だった。この差は統計上有意でなく、研究者は「試験のデータからは、ウイルスにさらされた後、ヒドロキシクロロキンに効果がないことが示された」と述べた。
ヒドロキシクロロキンはトランプ米大統領が有望な新型コロナ治療薬として推奨し、自身も服用していた。
一方、欧州では一部の国で政府が新型コロナ患者へのヒドロキシクロロキンの投与を禁止している。また、米国内の医療機関でも使用を大幅に減らしている。
ミネソタ大の臨床試験では、ヒドロキシクロロキンを投与された人のうち40%で吐き気や腹部の不快感といった軽い副作用が確認されたが、この割合はプラセボを投与された人では17%だった。
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は同日、新型コロナ感染症の治療に利用するため、一時停止していたヒドロキシクロロキンの臨床試験を再開すると発表している。[nL4N2DG3O6]

感想
「新型コロナ感染症のような症状を発症したのは11.8%、プラセボでは14.3%だった。この差は統計上有意でなく、研究者は「試験のデータからは、ウイルスにさらされた後、ヒドロキシクロロキンに効果がないことが示された」

14.3%-11.8%=2.5%
つまり、2.5%の人は発症が少なかったのです。この2.5%の違いを検出できるサンプル数でなかったので、効果がないと断言はできません。

一方、レムデシビルの効果は下記です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200523/k10012442211000.html
「退院できる状態になるまでの期間の中央値は、レムデシビルを投与されたグループが11日で、投与されなかったグループの15日より4日短かく、患者の回復期間を短縮する効果が見られたとしています。」

4日短いのが効果あるとのサンプル数だったのです。
4/15=0.266 27%短縮する効果がありました。

2.5%発症が抑えられたのです。
2.5/14.3=0.1748 17%発症を抑える効果があったことになります。

これから言えることは、大きな効果は認められなかったが、発症を約17%抑える効果があるかもしれないが、今回の評価系ではその差を統計的に有意差があると認識できなかったので、さらなる評価系での確認が必要かもしれない。

17%発症を減らす効果があるかもしれないと思えば、高いリスクの人は服用して少しでもリスクを減らす選択肢もあるかと思います。

アビガンでも十分なデータがないということで認可ができていません。
安倍首相は5月中に認可すると発言されていましたが、またいつもと同じ”嘘”になりました。
美辞麗句だけ並べ、その場を乗り切る。
安倍首相は5月中に認可できなかった発言のことを言及されていません。

今新型コロナウイルスに関する薬で認可されているのはレムデシビルだけです。
退院を4日早くするための重い肝障害のリスクがあるなら投与は控えて欲しいです。
それより副作用が発現しなかたアビガンの方を服用したいです。
子どもを産む予定の人は本人の同意と慎重投与になりますが、それ以外のひとにはほとんど関係しません。

一部の病院ではアビガンが使われているのに多くの病院では使わていません。
岡江久美子さんが石田純一さんみたいにアビガン投与されていれば助かったかもしれません。
医者に選択肢を増やして欲しいです。
中国ではアビガンは新型コロナウイルス薬として早々と認可されています。

アビガンの早期認可を阻止した人は、新型コロナウイルスに感染したら、真っ先にアビガン投与を希望されるのかもしれません。

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