・本書で鍛えられる5つの力
・読解力
・論理的思考
・要約力
・客観的思考力
・応用力
・たった3つのコツで、表紙から超たくさんのヒントが得られる!
①分ける 『新・観光立国』⇒新&観光立国
②つなげる 『AIvs.教科書が読めない子どもたち』⇒ AIは教科書が読めるのようになっているのに、最近の子どもたちは教科書が読めないのではないか
③深読みする 文言をネットで検索して調べてみたり、著者の活動をネットで調べたりすれば、少ない情報からでもヒントをたくさん得ることができるのです。
・4ステップで誰でも簡単に「仮説作り」ができる
①「なぜ自分がその本を読むのか」という「目標」を付箋に書いてみる
②目次を見ながら①で設定した「目標」とどうやってその本で実現するのかという「道筋」を考え、目標の下にまとめる
③自分が現在どの立場にいるのかという「現状」を考え、道筋の下にまとめる
・「常に質問を考えながら読む姿勢」
・追及読みで「自分で考える力」を鍛える
「疑わしいこと」に疑問を持ち、自分で調べるのが「追及読み」
・「自分で考える」ことを意識的に続ければ、「自分で考える力」を鍛え上げることができるのです。
・「短くまとめられる=ちゃんと理解している」
・整理読みとは、「著者の言いたいこと」と「それを補強する言説」を切り分けること。整理ができてはじめて、自分の意見を持つことができるようになる!
・「しかし」「でも」などの否定の接続詞の後には著者が伝えたい主張が来やすい。
「実は」とか「本当は」とか、そういった言葉の後ろも要チェックです。
・「最初と最後」「否定の後」「問いかけの文」「装丁読みの付箋」に着目すれば要約が簡単になる。
・推測の4パターン
①例示
②比較
③追加
④抽象化・一般化
・本は「2冊同時」に読むことで効果が何倍にもなる!
同時に複数の本を読む「検証読み」が効果的
・「エピングハウスの忘却曲線」
人間は20分五には42%を忘却し、1時間後には54%を、1日後には74%を、1週間後(7日後)いはなんと79%も忘却
・「パラレル読み」の手順
①関連性のある2冊の本を選ぶ
②選んだ2冊を、なるべき同じスピードで読み進めていく
③2冊にはどんな共通点があって、どんな違いがあるのかを考えてみる
④思いついた共通点と相違点を、付箋に書いて貼っていく
⑤読み終わった後に相違点の付箋を見直して、「どうして両者の主張が食い違っているんだろう?」「なんで意見が分かれているんだろう?」と一つひとつ「検証」していく
・「交錯ポイントを探す」過程が重要。難しくとらえず、アレコレ考えてみよう!
・「インプット」⇒「アウトプット」という過程の中で、理解は深まります。
・意識的に「議論」することで「情報」を「知識」にできるのです。
・交錯ポイントに「自分なりの結論」を出してみよう!
感想;
著者は何十年も東大に入学者がいなかった高校での偏差値が35のレベルでした。でもふと「東大に入りたい」と思って勉強し始めましたが、二度失敗して、このままだと受からないと思い、東大入試の過去問を徹底的に研究したら、考える力が必要だと気づいたそうです。まさにこの本はそれを身に付ける著者が気付いた読書法の紹介でした
下記に詳しい内容紹介があります。
前に速読方法に関する本を何冊か読んだことがあります。
そこから学んだことは下記でした。
①本は3割読めば7割わかる
②その本は何が書いてあるか全体を知る
③パラパラめくり、1枚/1秒程度で、気になった箇所を読む
それまでは、本は精読しないといけないと思い込んでいました。
そのため読んでいても分からないところに出くわすと、読むのが嫌になっていました。分からなければ、その箇所は飛ばして良いということです。
本には既に知っていることもあるので、知らないこと、その著者が言いたいエッセンスを読めばよいのです。
そうすると読む本が格段に増えました。
1冊/1日にチャレンジして、5年間達成しました。
今は退職してからは180~200冊/月に落ち着いています。
それと大切なことはインプット(読む)だけでなく、それをアウトプット(伝える)することだとありました。この本にもその重要性が書かれています。
そこで気になった箇所をメモすることにしました。そしていつでも自分が見られるように自分のHPに掲載し、そして他の方の参考にと思い、ブログにUpするようにしました。
読んだ本の内容(読んだかどうかさえ)は忘れますが、もう一度メモを見ると思い出します。
まさに「情けは人の為ならず」になっています。
それとあまり興味が持てない本は、2~3冊同時並行で読んでいました。
無理に読もうとしないのが良いのかもしれません。
私が本を選ぶのは主に下記です。
①読んだ本に紹介してあった本を読む
②話題の本を読む
③図書館で返却された本の中に興味があると読む
④他の人が推薦した本を読む
⑤本屋さんに並んでいる本で気になった本を読む
⑥何かを知りたくて検索した本を読む