レース鳩日記 勝利の翼

1933年 
ポーのレースで
デュレイ鳩舎の鳩の帰還を見守る愛鳩家達

そろそろ孵化が始まります

2023-03-31 20:28:55 | 日記
今日も晴天 気温23度超でポカポカ
早くも明日から4月ですが既に桜は満開

そして1番仔の孵化も始まります
今季は一斉に孵化するので
脚環の入れ忘れに注意が必要です

今のところ卵を割られるトラブルは無し
と言うか他所の巣箱へ入った種鳩も居なかった
物分かりの良い鳩達で助かりました
もちろんそれと飛ぶ飛ばないは関係ありません

先人に学べ(後編)


鳩舎環境が悪くなる

2023-03-30 21:45:30 | 日記
今日も晴天で気温約20度
室内は寒く無なく暑くもなく丁度良い気温でした

鳩小屋の前の駐車場を潰して住宅が建つようです
ますます飼育環境が悪くなる一方です

下記の記事で岩田誠三さんの項目に
当時のベルギーではプロ化した大規模鳩舎以外の
一般的な愛鳩家は種鳩専用小屋を持ってなかった?

それで思い出したのはチャンピオン商事HPの記事
ベルギー鳩界が衰退したのはプロ化した大規模鳩舎が増え
純粋に鳩レースを楽しんでる愛鳩家が減少したから?
それと高齢化もその要因のひとつだと思います

日本人がベルギーやオランダへ行った場合
鳩を買いに行くのはプロ化した大規模鳩舎ばかり
日本へ輸入されるのもプロ化した大規模鳩舎の鳩ばかり
そういった有名鳩舎の鳩はブランド(鳩舎名)で売れますから
鳩屋さんも商売なので売れる鳩を輸入するのは当然です

日本でも大規模な委託鳩舎が成績上位を独占すれば
純粋に鳩レースを楽しんでた人は嫌気を差して止めてしまう?
しかし連合会や連盟にとっては脚環代や参加料が入るので
それで助かってる部分もあるのも事実です
会員減少で多くの連合会や連盟の運営が厳しくなってる

何を書こうとしたのか何を言いたかったのか
頭の中がゴチャゴチャになって分からなくなってしまいました?


以下はチャンピオン商事HPからの抜粋です

鳩界人口が減少する一方で、インターネットの普及で鳩の世界も小さくなり、
とてつもない金額の鳩が売買されるようになりました。
これが鳩界にとって悪い傾向であると指摘するむきも多くなってきました。

第一に、鳩があまり高額になると投機の対象となり、
紙に頼って売買する人々が増え、スポーツの精神が失われかねない。
つまり鳩の売買をする為には、
本来自分の選鳩眼を磨き、価値を判定しなければならないのに、
金額の多寡や紙に書かれている内容で何もかも決まってしまう。

第二に鳩界が育たない、尻つぼみになってしまう、というものです。
現在、ベルギー鳩界が衰退している最大の原因は、
賭け金レースにあると言われていますが、これと同じ事です。

つまり鳩レースを純粋に趣味として楽しもうとする人々は、余り鳩にお金をかけません。
しかし賭け金レースの結果、勝ちたいという人々はそれだけ鳩に投資をします。

素晴らしい環境の広い土地に、理想的な鳩舎を建て、高価な鳩を集め、
優秀なハンドラーを雇います。つまり完全なプロ化です。
これでは鳩レースを純粋に楽しもうという人は勿論、
新人が参入出来る余地はない、という考え方です。

このようにインターネットの普及で鳩界が変質しつつある中、
これらが会員減少の本当の或いは唯一の原因かどうかは、判断の難しいところです。
しかしベルギー鳩界の衰退は事実であり、目を覆うばかりです。
別表をご覧になれば分かる通り、ベルギー王立鳩協会の発表した会員動向の推移を見ると、
会員数の著しい減少が分かります。
また僅かですが、それに反比例するように鳩舎の大型化傾向も読み取れます。

第一次世界大戦前には20万人を数えたという鳩王国の会員数は毎年減少の一途を辿り、
筆者が鳩の飼育を始めた当時の4分の1となってしまいました。
毎年2000人近く減少し、脚環発行数も極端に落ちております。

特に年齢構成を見れば分かる通り、
ここ3年連続、会員の中核を成しているのが70〜80才です。
そして会員の6割以上が60才以上です。
そして20才未満の飼育者数は、いつゼロになってもおかしくありません。
2020年前に会員数が2万人を割るのは間違いないでしょう。


先人に学べ(前編)

ピンからキリまで

2023-03-26 18:15:15 | 日記
今日は朝から晩まで雨降り
強い雨降りではなくシトシト雨
気温9度で今日も寒い!

地区N600k連合会参加は登録43羽
本当に鳩が帰りません!ナゼでしょう?
どこの鳩舎も選手小屋はガラガラです
が・・今年誕生の雛鳩で賑やかになってるかも

そう言えばジンタンのじ
寂しい選手小屋に雛っ仔が40羽入ったので
賑やかになったと言ってました

早い人は雛鳩の舎外を始めてるでしょうが
当舎の雛っ仔はまだまだ卵の中です?

先人に学べ
この記事に載ってますが
確かに同じ兄弟でもピンからキリまでいるので
血統書だけで鳩を買うのは間違いですね


6か月

2023-03-25 21:46:10 | 日記
今日は曇り空で気温11度弱
久々に寒い!

昨秋にギ卵と交換し忘れて孵化してしまった若♀
台帳を見ると9月28日孵化と書いてある
♂種小屋へ入れて置いたらペアになったので
そのまま配合したら普通に産卵した
生後6か月未満での産卵で有精卵でした

昔から鳩本に載ってますが
鳩は生後6か月で繁殖できると
これは♂も♀も同じですね
もちろん早く繁殖したからと言って
良い鳩が生まれるとは限りません
老鳩からでも良い鳩は生まれます

ちなみに同腹は出来が良くなかったので
舎外をしてたらタカに食われました!

昔から沢山の方が種鳩に向く鳩は
どうのこうのと色々と言ってますが
当舎には分かりませぬ

抱卵中

2023-03-23 22:00:30 | 日記
朝から湿度が高く蒸し蒸した暖かさ
気温20度で夕方から雨が降ってます

昨日から抱卵中の種鳩にトリコ投与
今まで使ってたのは飲水器に沈殿したのが
今回のトリコ薬は水に溶けて沈殿しない!
効くかどうかは分かりませんが低価格なので

トリコモナスは乳ビに増えると鳩本に載ってたので
乳ビが出る前にトリコを減らしておくのが目的です
たぶん全滅させるのは無理?

トリコが全滅すれば種鳩小屋では
新しい鳩を入れない限り投薬しなくても
トリコに罹るヒナは出ない事になります

選手鳩の場合は迷い鳩が入ったり
レースに参加してコンテナの中で飲水すれば
トリコに感染する危険性がありますが
種鳩はそれはない

検卵

2023-03-22 21:56:11 | 日記
今日も晴天で気温約23度
朝から暖かい!もう少しで夏日でした

種鳩の検卵
今季はすこぶる順調に産卵したので
こんな時は落とし穴で無精卵が多いか?
殆どのペアが配合7~8日目で一斉に産卵した
例年はもっとバラツクのですが

で・・・検卵の結果
人的配合部屋1ペア自由配合部屋1ペアの
2ペアだけ無精卵でした

人的配合部屋のペアの♂は13年生まれで
昨年1番仔だけ2羽孵化2番仔からは2個の内1個しか血が入らず
今年はヤバイかなと思ってたら案の定です
もう1回産卵させて無精卵なら繫殖能力消失?

自由配合部屋のペアの♂は16年生まれ
ペアになるのが遅かった割には早く産卵したので
十分に交尾をしない内に♀が産卵したから?
ここは2回目は大丈夫だと思います

検卵で巣皿に手を入れて逃げた♀は1羽だけ
あとの♀は怒って手に噛みついたり翼で叩いたり
でもそれほど攻撃は強くなく検卵も無事終了

しかし1羽だけ猛烈に攻撃して来る♀が居る
この♀は昨年も使って知っていたので
検卵はしたくなかったのですが
1か所だけ検卵しないのも気持ちが悪いので
何しろ巣箱に近づいただけでも怒りだす
巣皿に手なんか入れたら大変ですバタバタ大騒ぎ
それでも何とか卵を割らずに検卵成功

神経質

2023-03-21 22:22:30 | 日記
今日も晴天で気温22度超
室内は丁度良い!室外は厚着で動くと暑い

昨日ブログを書きながら思い出しました
〇塚さんが若い頃に導入した
ロジャー・フレーカーの超銘鳩グロートゲシェルプテ
この鳩はナショナルレース2回シングルで
ナショナルエースピジョンを獲得したと記憶してます

ベルギーなのでWシステムで飛ばされた鳩ですが
神経質な鳩で抱卵していても
人が鳩舎へ近づくと巣箱から飛び出して来たとか!
しかし直系は100羽以上の総合優勝鳩が出てる
(レース鳩誌22年7月号P45参照)

似たような話で東日本CHだかGNだったか?で
総合優勝鳩の♂親も同じように抱卵していても
人が鳩舎へ近づくと巣箱から飛び出して来たそうです
ファンブリアーナのエメラルドの直仔と記憶してます

もう1つ記憶にあるのは
総理大臣賞全国優勝鳩の♂親も同じく神経質で
抱卵していても人が鳩舎に近づいただけで
巣箱から飛び出して来たと言う記事を読んだ記憶があります
確かこの鳩はヤンセン系だったか?

別に神経質な鳩が種鳩に向くと言いたい訳ではありません
巣守りが必死だろうが神経質な鳩だろうが
種鳩に成功した鳩も居ればダメだった鳩も居る
つまり種鳩の能力とは余り関係ないんじゃないかと?

この巣守りが必死な鳩をレースに使う場合
岩田誠三さんが雑誌に書いてた記憶ですが
抱卵やヒナ抱きで行くと精神的に疲れる恐れがあるので
分離で飛ばすかあるいは抱卵させて置いて
持寄りの前に卵を外すのも良い方法で
♂が♀を巣箱に呼び込んでる状態で持ち寄るのも良い

上記は全て記憶してる範囲で書いたので
間違いがあるかも知れません


産卵は順調でしたが

2023-03-20 21:24:15 | 日記
暑さ寒さも彼岸まで・・・
彼岸の入りの一昨日は雪降り屋根に5~6㎝積もった
昨日今日は快晴で特に今日は気温約19度で春の陽気

話題が無いのと業務多忙でブログはサボってました
相変わらず話題は無いし業務多忙ですが
偶にはブログを書かないと忘れられてしまうので

種鳩小屋は順調に産卵しました
鳩舎管理はレースはリタイアしたし
雛が孵化するまで何もやる事がありません
やる事があるとすれば検卵ですが
検卵は卵を割る恐れがあるので消極的

有精無精は懐中電灯で簡単に分かります
問題は巣皿に手を入れる時
逃げる♀や静かにしてる♀は問題ないのですが
手に噛みついたり猛烈に翼でバタバタ叩く♀は
よほど気を付けなと卵を割ってしまう危険がある

こう言った♀の場合は給餌で巣を離れた時とか
配合♂が抱卵してる時に検卵するしかないかも?
♂も同じように暴れる♂だったら大変です

アンカー教授の作出の技術の付録で
ステファン・ブレーメン?だったかの記載で
この巣守りが必死な特徴を重視してましたが
自分の経験から言わせて貰うと
この巣守りが必死か必死で無いかと
種鳩の能力とは関係無いと思います

選手鳩の場合には必要かも知れませんが
長距離で活躍した鳩達はどうだっか記憶してる限りでは
確かに巣に対する愛着が強い鳩が多かったのですが
かと言って巣守りが必死な鳩は居なかった?

岩田誠三さんも雑誌に書いてますが
余り巣に対して愛着が強過ぎると
抱卵や雛抱きでレースに行った場合
コンテナの中で精神的に疲労してしまう?

もちろん鳩に絶対はありません
例外も沢山あります
巣守りが必死の鳩で成功した人もいると思います


手抜き管理

2023-03-15 22:41:20 | 日記
今日は朝から快晴で気温16度
ポカポカの穏やかな天気でした

種鳩小屋では産卵が始まってます
産卵する夕方は静かにして置いた方が良いので
朝多めに給餌して夕方は鳩小屋へ入らず
一応建前です本音は業務多忙で手抜き管理

昔々渡海系は当地方で飛びました!
昔の会報の優勝鳩の血統は殆ど渡海系だった
何十年も前の話です




渡海ヘビの記載に出てる渡海美瑛の血は
当舎では滅茶苦茶飛びました!
短距離から長距離までオールラウンドに
ただ当時はイケイケだったので使い切ってしまった
もっと大事にしてれば良かったのですが
今となっては後の祭りです

2~3日前にジンタンのじからのLINEで
鳩を再開した時(約40年前?)に入れた
バンリールの血を今でも大事に使ってる話
分速1200~1300mのレースだと上位に来るそうです

そう言えば思い出しました!
2~3年前に某連盟の某連合会長さんと同席した時
(何連合会だったかは忘れました)
福島で板〇さんのときわ系を使ってる人が居るかと聞かれ
わて「いや~板〇さんのときわは居ないと思います」

板〇さんとは昔々長距離レースの強豪で
ときわ系や渡海系を使って飛ばしてた
当舎がレースを始める以前に強かった方です

聞くところによると
その方は今でも板〇さんのときわを使ってるとか!
板〇さんが全盛期の頃に導入したのであれば
もう50年以上もその血を使い続けてる事のなります
しかも今でも飛んでると言ってました

当舎も板〇さんのときわではないですが
昔飛んだときわの血を残してたのですが
2年前にテンに入られ全部殺されてしまいました

ジンタンのじも某会長さんも
ただの血統保存じゃない
飛ばしながらその血を残すのは大変な事です

話題が無い

2023-03-13 21:57:55 | 日記
昨日まで天気が良かったのですが
今日は朝から春雨で気温約16度
午前中は暖かかったですが
午後から北風で寒くなりました!

種鳩小屋は全巣箱を開放
巣箱を持ってなかった♂も巣箱を覚えたし
♀が昨年の巣箱へ戻らなければ大丈夫
人為的配合が12ペア 自由配合が7ペア


話題もないので写真集
ノース系は欲しかったのですが
我々貧乏人には手が出ませんでした

ドマレーブラックは怖いような顔をしてる!
写真を撮る角度もあるのでしょうけど
ベルギー系は優しい表情の鳩が多いのですが
この鳩の表情は鋭い感じ?