レース鳩日記 勝利の翼

1933年 
ポーのレースで
デュレイ鳩舎の鳩の帰還を見守る愛鳩家達

クリスマス寒波

2022-12-25 19:33:38 | 日記
クリスマス寒波が入ると言うので
雪を覚悟してたら昨日も今日も雨でした

聞えて来るのは舎外失踪の話ばかり!
この冬の舎外でどこの鳩舎も羽数を減らしてる
鳩飼いは減る一方で猛禽は増える一方です

今は訓練も全鳩帰る保障はありません
特に冬場の訓練は猛禽と遭遇する可能性も高いですが
かといって訓練しないとレースの帰還率が悪くなる

なのである程度犠牲を覚悟で
舎外や訓練をする必要があります
羽数の多い鳩舎はそれで良いのですが
羽数が少ないとレースに入る前に終わってしまう

飼料の値上げと言い猛禽類と言い
高齢化による会員減少と言い
鳩を飼うのも大変な時代になりました!





ハリスホーク

2022-12-22 22:23:55 | 日記
夕方の地元テレビのニュースで
お坊さんの鷹匠さんをやってましたが
使ってたのはオオタカやハヤブサではなく
アメリカ原産?のハリスホークでした
日本で生まれた個体だそうです

犬や猫と同じように
猛禽類のブリーダーもいるのでしょうね
価格は20万前後?鳩より安い!!!

チャンピオン商事のHPに
先日行われたロイヤルオークションの
落札価格ベストテンが載ってましたが
10位でも100万超え!!!

いや~あるところにはあるのですね!
我々貧乏人とは世界が違うようです
此方はゴミ捨て場のオークションで
3000円の鳩でも買おうかと思ってる今日この頃です



気持ちは分かります

2022-12-17 21:42:15 | 日記
朝は穏やかに晴れてましたが
日中は気温が上がらず寒い!気温4度
今季1番の寒さですが明日はもっと寒い?

クラブ長が選果場が早く終わったとかで
来年の脚環を持って来てくれました
当舎は一応100個

例年はオールドリングがあるのですが
今年は脚環を全て使い切ったので
来年はオールドリングがありません!

そのクラブ長
今年で飼育を中止するタクシー屋に
鼻コブのデカい(咲いた)白は居るか?と聞いたら
居るとの事で行って貰って来たそうですが
鼻コブは大きかったけどデカくは無かったとか
鼻コブのデカい(咲いた)白に拘ってるのです

少年の頃の話
先輩の鳩舎に東京の落ち鳩が迷い込んだとか
その鳩が鼻コブがデカい純白だったそうで
当時は憧れたそうです

それで・・・年齢的に
鳩もあと何年やれるか分からないので
少年の頃に憧れた鳩を飼いたいそうです

気持ちは分かります
鳩は趣味です遊びです
自分の好きな鳩を飼うのが1番

ちなみに飼育を中止したタクシー屋は
規模の大きな鳩舎じゃ無かったので
鳩は同じクラブの仲間が持って行ったそうです


クローン

2022-12-15 21:50:10 | 日記
今日は晴れましたが気温6度で寒い!

今朝は屋根に2~3㎝の雪が積もりましたが
道路には全く雪はありませんでした
今朝は冷えなかったようで飲水器も全く凍らず

朝は明るくなるのが遅いし
夕方は早く暗くなるし・・・で
ろくに鳩小屋にも入れない今日この頃です

昨日書き忘れましたが血統を研究するより
飛ばし方を研究した方がレースでは強くなれます
しかし以前に書きましたが鳩は趣味であり遊びです
血統を研究するのも、その人の楽しみなので
余計なお世話だと怒られてしまいそうです

以前に何かで見た記憶があるのですが
例えばヒトラーのクローンを作っても
育つ環境が違えば独裁者にはならない

レース鳩も銘鳩のクローンを作っても
飼育環境が違えば銘鳩にはならない?

最近の銘鳩には疎いので昔の銘鳩
例えばドマレーのミュニィエや
ファンブリアーナのヨングスチール
ヘクトール・デズメットのプリンス
デスカンのアイザレンなど・・・・・

世界の銘鳩のクローンを作り
日本の鳩舎で育ててレースに使っても
その銘鳩と同じような結果にはならない
下手すると短距離で失踪してしまうかも知れません
レース鳩は飼育環境や競翔技術が大きく左右します




雪です

2022-12-14 21:03:55 | 日記
今日は寒いです気温7・4度
夕方から雪が降ってます
明朝は積もってるかも知れません

スタッドレスは磨り減ったので
新しいのと買い替えたのですが
まだタイヤ交換してません

タイヤ交換は雪が積もってからでいいかな~
凍結や大雪にならない限りノーマルで大丈夫です
今の雪は道路に積もっても直ぐに消えますから
焦って交換する必要もありません

血統で鳩が飛ぶのなら
血統書を見て鳩を買えば良いのですから
こんな楽なことはありません!
血統書で鳩を買って
左団扇でレースの帰還を待ってれば連戦連勝ですよ!

確かに飛んだ鳩は立派ですが
それを飛ばした人の努力も評価されるべきです
飛ばした人は眼中に無く血統ばかり追いかけてる

余計なお世話でした



尾白

2022-12-12 20:52:05 | 日記
今日は朝から晩まで晴天の気温9度超

ドバトは猛禽から逃れるために尾翼が白くなった?
尾翼の白いドバトなんて見たことないですが?

それで思い出したのは
以前にNHKの「生き物地球紀行」だったかで
北海道のチキウ岬に住むハヤブサの特集でしてた

ハヤブサは5月頃に獲物が少なくなると
稚内GNのレース鳩を狙う!
レース鳩の尾翼が白いのは尾白と呼ばれますが
そのハヤブサに襲われてたのが尾白でした

鳩は襲われると海面に避難
飛び立つとまた襲われるの繰り返し
灰か灰胡麻かは忘れましたが尾翼は真っ白でした
尾翼が白くてもハヤブサは躊躇なく襲ってました

ハヤブサとタカは違うかも知れませんが
例えば尾白ではなく大刺には驚かないのか?
尾翼だけでなく全身白いのには躊躇しないのか?

今の時代のレースマンは
猛禽被害を如何に防ぐかが最大の課題です
鈴やピカピカシールもそのひとつですが
決定的なものが無い?のが現状です



黒墨

2022-12-10 21:50:20 | 日記
今日は晴天で気温12度超
比較的暖かな日でした

羽色の話
昔から栗の羽に黒墨が入るのは♂と言われ
♀は墨が入りませんが
墨が入らない♂の栗も沢山存在します

♀に墨が入る栗もいると聞いた事がありますが
♀の場合は1~2カ所に大きく入る?
それも黒墨ではなく濃い茶色の場合が多い?

若鳩の時から墨が入ってれば♂ですが
墨は年を取るに従い多くなるようです
ただ墨が全く入らない♂の栗も沢山存在するので
墨が入らないから♀とは断言できません
墨が入る入らないは血統でしょうね?

普通羽色同士からは滅多に栗は出ませんが
100007系の場合は普通羽色同士から偶にボケ栗が出ます
栗と普通羽色の中間のような色でチョコでは無い
たぶん祖先にボケ栗がいるのでしょうね



99・999%

2022-12-09 21:35:55 | 日記
今日は晴天で気温10度超
日向は暖かかったようですが室内は寒い!

羽色の話
普通羽色の♂に栗の♀を交配した場合
栗に生まれた鳩は99・999%は♂である
昔から言われてる鳩界の定説
栗の♀から栗の♀は生まれない

しかし何事にも例外があります
当舎では経験がありませんが
ごく稀に栗の♀が生まれる場合があります

今年の9月頃だったか釣り具屋さんが
栗の♀から栗の♀が生まれたと言って来た
どうやらクラブ長から
栗の♀から栗の♀は生まれないと聞いてたようです

その鳩はどうしたのか?と聞いたら
若鳩のうちに舎外失踪したとか!
アホか~なら♂か♀か分からないだろうが!

「それは♀タイプの♂だったんだよ」と言うと
「いや絶対♀だった」と言い張ります

若鳩の性別はなかなか判別が難しいものです
秋レースのカップリングは若鳩が多いのですが
レースが進むにつれて
「これは♂で登録してあるけど♀だった」とか
「♀で登録したけど♂だった」とかは頻繁にありますから

鳩界の一般的な常識として
栗の♀から栗の♀は生まれない
もちろん栗の♂を交配すれば話は別です

普通羽色の♂に栗の♀を交配した場合の話です
当舎では経験はありませんが
ごく稀に栗の♀が生まれる場合があります

自分なりの解釈ですが、その栗の♀の羽色は
♀親の栗から来たのではなく♂親から来た?
例えば♂親の母親(父方祖母)が栗だったとか
あるいは♂親の祖先に栗がいたとか
つまり普通羽色の♂が栗の遺伝子を持っていて
そこから栗の♀が生まれた?

これもごく稀で当舎では経験がありませんが
普通羽色同士の交配から栗が生まれる事があります
それを考えれば普通羽色の♂と栗の♀の交配から
♂親の血で栗の♀が生まれても不思議ではありません

もちろん科学的根拠はありません
あくまでも自論です




ペッタンコ

2022-12-08 21:05:15 | 日記
今日は晴れ時折雨で気温8度で寒い

昨夕遅く暗くなってから
屋根でバタバタ大きな音がして
何者かが階段を転げ落ちて逃げて行った
どうやらネコがペッタンコに掛かった

朝見ると鳩小屋のネコが近づきそうな所へ
5枚並べたペッタンコが2枚が無くなってた
ネコに張り付いたようです!

羽色の話
栗の♂に普通羽色の♀を交配した場合
生まれた栗は殆どが♀?
違います!栗の♂もかなりの割合で生まれます

当舎の今年の作出の場合
何ペアか栗の♂に普通羽色の♀を交配しましたが
その中で2ペアは生まれた栗が全て♂でした
♂親にそっくりの綺麗な灰栗の♂も生まれました

栗の♂から生まれた栗の♂の銘鳩も沢山います
例えば古いですがデルバールのパール(灰栗)のライン

つまり栗の♂と普通羽色の♀の交配からは
栗の♂も♀も生まれるということです





栗の話

2022-12-07 20:44:10 | 日記
晴れたり曇ったりの気温9度弱
昨日よりは気温が上がりましたが寒い!

昨日の栗で思い出しましたが
栗系同士の交配で生まれるのは殆ど栗?
違います!普通羽色も結構な割合で生まれます
逆に普通羽色同士の配合からは栗は滅多に生まれない

有名なミュニィエの両親は栗ですが血統書を見ると
♂親のブロンカートの両親は濃胡麻とあります
濃胡麻とは濃い灰胡麻の事ですが
濃胡麻同士から栗のブロンカートが生まれてます

それだからかは分かりませんが
ミュニィエの兄弟でドマレーブラックという鳩がいます
この鳩は両親栗なのに黒胡麻に出ました

この鳩は岩田孝七さんがバルセロナの持寄日に
ドマレー鳩舎を訪問して購入した鳩ですが
後に四国へ渡って超長距離系の基礎になりました

因みに岩田孝七さんがドマレー鳩舎を訪問したのは
ミュニィエが2回目のバルセロナへ参加する日でした
この時に持寄り直前のミュニィエを掴んでる?
そして皆さんご存じの通り
ミュニィエは2回目のバルセロナ総合優勝をするのです

まさか鳩飼いで知らない人は居ないと思いますが
ミュニィエは栗胡麻同士から生まれた灰栗です
♂親のブロンカートは紅栗に近い濃い栗胡麻でしたが

これはほんの1例で当舎でも経験してますが
栗同士の配合からでも
普通羽色は結構な割合で生まれます

羽色の話 続く