４００ｋ

一日中雨が降りでしたが夕方に止みました
昨夕から結構な量降りました！
気温２１度！涼しいのは良いのですが・・
さすがにジメジメして気分的には良くない！

午前１１時から連盟の役員会
メインテーマはレジョナルレースの距離
昨秋は帰還率を考え３００ｋで終わったのですが
これが評判悪く会員から４００ｋ希望の声が多数寄せられ
各連合会の意向を聞くことになりました

その結果は全連合会が４００ｋ希望となり
今秋のレジョナルレースは４００ｋに決定

それと某連合会から最終が３００ｋと見越して
作出を遅くしてる鳩舎があるので
日程を１週延ばして欲しいとの要望があり
今秋に限り？１週遅らす事になりました

ミッキーのじと役員会へ向かう車の中での話
鳩小屋に首から上がない２羽の鳩の死体があり
そして１羽が行方不明とか・・イタチ？
たぶんハクビシンの仕業でしょう？

空にはタカとハヤブサ
陸にはイタチやハクビシンそれに猫
陸上の敵は何とか防げますが空の敵は難問です！

疎い

朝から曇天でしたが夕方から雨降り
気温２２度で今日は涼しいかった！

今朝の種鳩小屋で卵の殻が落ちてた
４番仔が孵化したようです
まだ作出は終わってません

さすがに換羽があるので秋仔は引きませんが
今年は種鳩候補の夏仔を引きます
夏は生物の成長が早いので案外良いヒナが出来る
(外見的に良いだけで中身は分かりません)

ただ暑いので飼主の方が嫌になりますが
鳩は親に預けおけば子育てしてくれます
ただ親鳩の負担を考えて１羽育てに
もう１羽は作出が終わったペアに育てさせます


そういえば千葉の友人から
脚環が余分にないか？と電話がありましたが
何とかという鳩の系統を導入したそうで
周りの友人達から頼まれて夏仔を引くとか

何だったか？有名な鳩？有名な鳩舎？
なにしろ最近の血統には疎いもので
名前を聞いても分からない？
これは当舎だけでなくうちの連合会員の殆どは
近年の血統に疎いと思います？

脚環は探して見るとは返事をしましたが
今の時期に足りない人はいても余ってる人はいない？

灰胡麻

昨日は気温３１度！蒸し暑くてバテバテ
体感温度は猛暑日並み

今日も曇天で気温２９度
昨日ほどではなくても蒸し暑い！

アンカー教授の著書によると
１００年後でも灰同士から灰胡麻は作出されない
「うちではそういう事があった」と大声で叫ぶ人は必ずいる

私に言わせれば
その雌鳩は交配鳩に対して誠実ではなかった浮気をしたのである
その灰胡麻の仔鳩の雄親は必ず灰胡麻であるはずである


ここで問題となのは鳩の羽色は多種多様だという事
一口に灰と言っても色んな灰がいる
ペンシルやほんの僅か胡麻が入ってるもＢと記入する人もいる
アンカー教授のいう灰は混じりけのない二引きと思われます

非常に興味あるというか面白いと思ったのは
同形接合体と異形接合体のはなし
この同形接合体の灰胡麻は当舎でも経験があるからです

同形接合体対立形質遺伝子組
(両親から同じ遺伝子を伝えられたとき)
異形接合体対立形質遺伝子組
(両親から違う遺伝子が伝えられたとき)


同形接合体いわゆる純血の灰胡麻は
(ここでいう純血とは純何々系とは全く関係なく
メンデルの法則の純血という意味です)

この同形接合体の灰胡麻は灰と交配すると
灰胡麻は灰に対して優性のため
作出される直仔は全て灰胡麻になる
１００羽作出すれば１００羽の灰胡麻が生まれる
この直仔群は異形接合体になるのです

異形接合体の灰胡麻を灰と交配すると
直仔は灰も灰胡麻も生まれます

昔　当舎にもファンデウェーゲンの灰胡麻がいました
この鳩は灰の鳩と長年ペアにされてたのですが
作出させた直仔は全て灰胡麻だった
しかもその直仔群は短距離から長距離まで
オールラウンドに活躍したのです

若大将系の源鳩となった若大将ママは
灰と交配しても直仔は全て灰胡麻だったと
雑誌で読んだことがあります

若大将さんは遺伝力が強いと表現してましたが
正しく同形接合体の灰胡麻だったのです

ただここで注意したいのは
鳩の眼と同じで同形接合体の鳩が
全て種鳩として能力があるとは限らないということ


良い鳩は良い眼を持ってるが
良い眼を持った鳩が良い鳩とは限らない
良い鳩は良い翼を持ってるが
良い翼を持った鳩が良い鳩とは限らない！

ここでモーリス・ゴードンの言葉が生きてくる
「アイサインが素晴らしくても実にくだらない鳩は沢山いる」
ということになるのです

ちなみに同形接合体の灰胡麻を
同形接合体の黒胡麻と配合すると
直仔は全て異形接合体の黒胡麻が生まれるとあります
(黒胡麻は灰胡麻に対して優性のため)

その鳩が同形接合体の灰胡麻かどうか見分けるには
灰と交配するしかないそうです

灰胡麻や黒胡麻同士から灰が生まれますが
灰は劣性のため隠れてた遺伝子が
隔世遺伝という形に子孫に表れる？

さすがに暑い

午前中は雲ひとつない快晴
午後は若干雲が出ましたが晴天
気温３２・２度の真夏日でさすがに暑い！

どうやら晴天は今日で終わり？
明日から暫らくは梅雨模様の予報

夕方給餌をしてて勢いよく立ち上がったら
止まり木の角に腰の上を打ち付けてしまう！
痛いのなんの！傷がヒリヒリする

夕方遅くトシさんが舎外をしてましたが
タカに襲われたらしくカラスが騒ぎながら
鳩とゴッチャ混ぜになって飛んでた！

今の時期はタカのヒナも大きくなり
沢山の餌を必要としてるでしょう～
タカが沢山生息してる地域は要注意です！

祖先返り

雲が多い晴れでしたが午後はすっきり晴天に
気温２８・５度！昨日より１０度も高く蒸し暑い
明日の気温は３１度の真夏日の予報
昨日の涼しさは何だったのでしょう～？

巣箱のヒナも残りは４羽になりました
(卵はあります)
この４羽は脚環を入れたばかりなので巣立ちはまだまだ
２羽はホワイトデビルの仔ですが今回は白系が出なかった！

他の２羽の両親は普通の灰胡麻
クチバシも爪も真っ黒で刺羽もなし
２番仔までの４羽は普通の灰胡麻に出てる
が・・・３番仔の１羽は大刺？
父方祖母が灰刺しなのでそこから来たか～！

突然変異と祖先返りは違います
普通羽色同士から出た栗やボケ栗などは
突然変異ではなく祖先返り

突然変異いわゆるアルビノはメラニン色素の欠乏
ただ普通羽色から出た純白はアルビノではなく白変種？

古本に載ってたＭ・ファンネーの話し
ステッケルボート系の場合灰同士の交配でも
親鳩が疲れ来る３番仔などになると
黒胡麻が生まれる場合がある！とか
(ほんまかいな～？)

一般常識では灰同士では灰しか生まれない
この灰とは二引きのことです
三引きやペンシルは含みません！

ファンブリアーナの話し
二引き同士からは二引きしか生まれない
なので灰同士は灰の他に灰栗が出る場合がある

気休め

早朝は曇りでしたが７時頃から雨が降り出し
その後は夕方まで雨降り
気温１８・６度！涼しいというより寒い！

涼しいのは今日限定のようで
明日から暑くなる予報
嫌な蒸し暑さが戻って来る！

裏の山は毎朝こんな感じです

まるでジュラッシックパークのよう
恐竜ではなくタカが沢山棲んでます！

今日から種鳩も選手鳩も全鳩トリコ投与
種鳩も３番仔の作出で疲れてるだろうし～
ついでなので若鳩連中も一緒に投薬

まあ～気休めかも知れませんが・・・
やらないよりはやった方が良いかな～と！

血統書その２

今朝も山に靄がかかり曇り空
昼過ぎに一瞬だけ日が射しただけ
気温２６・３度！やはり蒸し暑い！

カラスのヒナが巣立ちしたようで
早朝から当舎の近くで騒いでました
タカのヒナはまだ巣立ちしてないでしょう

夕方６時半頃種鳩小屋に居たら
ツバメが騒いでるので空を見ると
タカが餌を探して空高く飛んでましたが
諦めて北西の山へ戻って行きました！


血統書といえば
立派な血統書を作ってる鳩舎は裏を返せば
それだけ沢山の鳩を販売してるということ
レースの賞金だけでなく鳩の販売も大きな収入源になってる

余り鳩を売らない鳩舎は立派な血統書を作る必要もなく
ＰＣで簡単な血統書を作ったり
既製の血統書に手書きしただけで十分のはず

昔だとノートに簡単に手書きしたり
方眼紙に手書きした血統書もありました
かえってその方が信用できる感じ

昨日のギャマンで思い出したのは・・・
ミュニィエの血統書も雌親の両親は分からない？
分かってるのはこの鳩はウイリー・ヘルマンの作出鳩で
両親はトレムリー鳩舎経由のブリクー系というだけ

この血統の詳細が分からないミュニィエの雌親は
他の雄鳩との交配でもドマレー鳩舎の
もう１羽の超銘鳩アルジェントンを生み出した

オランダの伝説的超銘鳩シルバーフォスチェも
血統の詳細が分からない鳩だった！

昔々は血統書などやかましく言わず
その鳩自身の能力が大事だったのだと思います

血統書

朝は小雨が降ってましたが日中は曇天
午後に一時土砂降り
気温２６度でもジメジメして蒸し暑い！
体感温度は真夏日

ギャマン

アルベール・モナンが飛ばして
１９６０年のバルセロナＩＮで総合優勝した鳩ですが
この鳩はモナンが作出した鳩ではなく
有名なピータース・ビオモント鳩舎の作出鳩

ピータース・ビオモント鳩舎から卵か雛鳩で
貰ったのか？導入したのか？は不明です

このギャマンは血統の詳細が分からない
血統書には祖父母おろか両親の番号すら書いてない
何か文のような物は書いてありますが読めません！

昔々ベルギーでは(オランダも同じでしょうが)
血統書など書く習慣はなかった？
大事なのは賞金を沢山稼ぐこと！

だらかこの鳩の親はあれとあれ
その親はあの鳩でまたその親はあの鳩だった
つまり血統は飼主の頭の中に入ってただけ

そんなことよりコンスタントに入賞して
賞金を沢山稼ぐ鳩を作るのが大事だったのです
いくら立派な血統書があっても飛ばなければ賞金が稼げない

それが・・・
日本などの海外へ鳩を売るようになってから
日本人の要求に応えて血統書を書くようになった？

古本に並河先生の記事に載ってましたが
「昔のベルギーでは血統書を書く習慣がなく
私(並河先生)とか大田(誠彦)さんが
血統書を書くように何度も口説いてから
やっと書くようになった」

血統書で鳩が飛ぶのなら
血統書だけ見て鳩を買えば良いのですから
こんな楽なことはありません！

アダムス

今日は一日中曇り空
朝は山に靄がかかり梅雨らしい天気
気温２６・７度！此方も梅雨らしく蒸し暑い
ジメジメした日でしたが夕方は涼しくなってます

レース鳩誌６月号にアダムスが載ってましたが
残念ながら当舎にアダムスはいません！
祖先を遡ると若干入ってるのはいますが
そんなのはアダムスとはいわない！

アダムスは黒胡麻より灰で出た方が飛ぶ！
と聞いたことがあります
それもドズ灰ではなく綺麗な灰

岩田誠三さんの７７３も
父方祖母の両親がアダムス作
７７３は灰ですが両親は灰胡麻でした

英語読み？

雲が多い晴れでしたが夕方は曇天
気温２７・２度で夕方から蒸し暑い
雨が一瞬だけパラパラ！近くに雷雲？

昨日から３番仔の巣立ちを始めてます
３番仔は目ぼしいペアしか引いてないし
そのうえロスが出たので
それほど羽数は多くありません


ル・ロア

ジェラルド・ファンネーがバルセロナまで飛ばした鳩
長年気がつきませんでしたがこの鳩は銘血です
古本を見直して初めて気がつきました！

父方祖父がステッケルボート
　　祖母がファンデルエスプト

母方祖父がコミンヌ
　　祖母がデューレイ

いずれもベルギー鳩史に名が残る鳩舎ですが
当時の日本では殆ど紹介されてなく？
認識も殆どされてなかった？

当時(中学の頃)の日本だとシオンやデルバール
ブロッシャーそれにドルダンなど
バンブロアンもありましたね

岩田孝七さんのベルギー訪問記に載ってましたが
ベルギーでバンブロアンと言っても通じないとか
バンブロアンと聞くと「なに？」と返ってくる
ファンブリアーナと言わないとダメだとか
バンブロアンは英語読み？