ポーランドは敬虔なカトリックの国です。966年にミェシュコ一世がカトリックを受容して以来、カトリックを国教とし、常に西欧カトリック文化圏に属してきました。
ポーランドのカトリックの特徴として、聖母マリア信仰が強いことが挙げられます。キリストの母マリアを信仰するのは、本来のキリスト教の考えからすると異端です。しかしポーランドでは、遥か異教の時代から女神信仰があり、カトリック受容後も、女神信仰が聖母マリア信仰に形を変えて受け継がれてきたといわれています。
とりわけ奇跡をよぶ 「黒いマリア」 のイコンで有名なチェンストホーヴァ （Częstochowa） の ヤスナ・グーラ僧院 （Jasna góra）は、ポーランドを代表するカトリックの巡礼地です。
ヤスナ・グーラ僧院は、1382年にオポルチク公によって建設された聖パウロ教会の僧院で、有名な「黒いマリア」のイコンは1384年に寄贈されたものです。下って17世紀、「大洪水」とよばれた戦乱の時代に、ポーランドはスウェーデン軍の大侵略を受け、ワルシャワ・クラクフなど主要都市の多くが占領されましたが、ヤスナ・グーラ僧院だけはついに陥落することはありませんでした。それ以来「黒マリアのもたらした奇跡」が信じられるようになり、ヤスナ・グーラ僧院は、ポーランドを代表するカトリックの聖地となったのです。
このスウェーデン軍襲来の際の奇跡が「黒いマリアの奇跡」とされたのも、背景にはポーランド人の聖母マリア信仰があったためと考えられています。この奇跡をよぶ「黒いマリア」のイコンはポーランド国民に深く愛されており、毎年8月15日の聖母マリア昇天の日には、全国から多数の巡礼者が訪れます。
ポーランドのカトリックの特徴として、聖母マリア信仰が強いことが挙げられます。キリストの母マリアを信仰するのは、本来のキリスト教の考えからすると異端です。しかしポーランドでは、遥か異教の時代から女神信仰があり、カトリック受容後も、女神信仰が聖母マリア信仰に形を変えて受け継がれてきたといわれています。
とりわけ奇跡をよぶ 「黒いマリア」 のイコンで有名なチェンストホーヴァ （Częstochowa） の ヤスナ・グーラ僧院 （Jasna góra）は、ポーランドを代表するカトリックの巡礼地です。
ヤスナ・グーラ僧院は、1382年にオポルチク公によって建設された聖パウロ教会の僧院で、有名な「黒いマリア」のイコンは1384年に寄贈されたものです。下って17世紀、「大洪水」とよばれた戦乱の時代に、ポーランドはスウェーデン軍の大侵略を受け、ワルシャワ・クラクフなど主要都市の多くが占領されましたが、ヤスナ・グーラ僧院だけはついに陥落することはありませんでした。それ以来「黒マリアのもたらした奇跡」が信じられるようになり、ヤスナ・グーラ僧院は、ポーランドを代表するカトリックの聖地となったのです。
このスウェーデン軍襲来の際の奇跡が「黒いマリアの奇跡」とされたのも、背景にはポーランド人の聖母マリア信仰があったためと考えられています。この奇跡をよぶ「黒いマリア」のイコンはポーランド国民に深く愛されており、毎年8月15日の聖母マリア昇天の日には、全国から多数の巡礼者が訪れます。
来週ワルシャワ旅行に行くので調べていたら、素敵なサイトを見つけました。
ポーランドはずっと興味があって、行ってみたい街だったんです。
本当は、クラフク・ヴィエリチカ・アウシュヴィッツ収容所など行きたいところはたくさんあったのですが、今回は東欧周遊ツアーで行くので、ワルシャワだけなんです。
あまりポーランドの情報サイトってないので、これからも色んな情報を教えて下さい！
これからも楽しみにしてます～。
東欧周遊ツアー、楽しい旅行になるとよいですね！ポーランド旅行をされる方はリピーターが非常に多いんです。次回はぜひクラクフへいらしてください。
趣味で短歌のブログを作っています。ポーランド旅行された方の短歌で「黒いマリア」を知りました。
その短歌とともにマリアの写真も載せたいのですが
上段左の写真をお借りしていいでしょうか？
また、記事がおもしろいので、お気に入りに入れました。ポーランドってもう一度行きたくなる国のようですね。「黒いマリア」の短歌を作られた方もそんな事を言っていました。