ポーランドからの報告

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聖土曜日

2007年04月07日 | 日常生活

今日は 聖土曜日(英語:Holy Saturday/Black Saturday、ポ語:Wielka Sobota)です。亡くなったキリストを墓に葬った日とされ、四旬節最後の日、そして復活祭前の聖なる三日間の最終日です。

この日ポーランドでは、きれいにかざったイースターバスケットを持って教会に出かけ、聖水でお清めしてもらいます。このイースターバスケットは、籐かごに白いレース布を敷いて、そこに ピサンカ(pisanka) と呼ばれる模様を描いたゆで卵や、イースターブレッド、塩、砂糖でできた羊、チョコレートのウサギ、チーズ、バターなどを入れます。もちろん中に入れるものは各家庭によってさまざまで、最近は出来合いのものも売られているようです。

 

この聖土曜日には、明日の復活の主日を迎えるための、復活徹夜祭が行われます。

そしてもう一つ、ポーランドでは、この聖土曜日は非常に大切な日です。というのは、この日はポーランドがキリスト教国になった記念日でもあるからです。966年、時のミェシコ一世が、洗礼式を受けて、ポーランドはキリスト教国になったのですが、この洗礼式が行われたのが、966年の復活祭の聖土曜日、計算によると966年4月14日であったといわれています。


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