海辺の町から

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ハクビシンから見えて来る社会

2023-02-23 10:22:55 | 日記

  小雨の降る寒い朝です


  雪に遭い諦めかけていたボケ 命を繋いでくれました


悲しきかな我がブログ 蛇やハクビシンの話が多い 偶には美しい画をUPしたいところだけれど
またまたハクビシンの話です。

空家の朽ちるのは早い バラも皐も芍薬も雑草と化し格好の動物たちの住処になっている。
主に代わって居を得たハクビシン 雑草の中で日向ぼっこをしている。
連日出くわして互いに驚いていたけれど 危害を加えられないと知るや平然と人前に出て来た。
シーッと言っても中々逃げようとしない。

猫よりも狸よりも臆病な動物だそうな。
病原菌の温床にならないようにと意を決してよそ様の空家周りの雑草刈りをした。
長ばさみで枝を切ろうとしても力が無い ノコギリに持ち替えてゴリゴリ切っていると
日向ぼっこをしていたハクビシンが此方を見ている。
隠場を無くそうと雑草と格闘していた。

市のハクビシン駆除の受付が4月かららしく今まで檻を設置していた方が
捕獲の檻を閉めている。日向ぼっこが出来るわけで有る。

ギギギと異様な声に外に出る ハクビシンがいた。暇人はまた見にいっている。
シーッと言っても逃げない 駄目ーッと言って手を振りかざすと渋々後ずさりして
2匹のうちの1匹が猫に遣られたらしい背中の骨が鮭の3枚おろしのように見えていた。
種籾のような物を啄んでいた数十羽の雀 狙いを定める野良猫。

自然界に暮らす野生動物は動物や植物の餌となり栄養となり次の命を育むマザーツリーの
役目を担っているのでは無いだろうか 生態系の守られた持続可能な社会が
大切と言うことを増えすぎたハクビシンに見た。