海辺の町から

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西日本豪雨から6年

2024-07-09 20:02:33 | 日記

  蒸し暑い日です。


  草だらけの中からアマクリナムの花が。


  HIDE さんこれをアテにビールを飲みましたよ。


西日本豪雨から6年が過ぎた 何時もと違う雨あしに大変なことにならねば良いがと。
5時頃だったろうか ゴロゴロドスンと何度も塀に当たって下路まで土砂と共に大きな石が落ちていく。
朝方の雨量が200ミリを超えていた 状況説明のため消防に連絡を入れたがどこも同じであると知った。

小止みになって外に出てみると大量の土砂が家の直ぐ下で堆積していた。
程なくして消防団から土砂崩れで道路が通行不能であると知らされた。
人間の高さ以上に土砂が堆積して通れるまでには時間が掛かるのではと覚悟した。
一番心配だったのは病人が出たときの対応で取り敢えず人一人通れる道の確保をした。

食料は遠隔地故もしもの時のために保存をしている。我が家は200Lの冷凍庫2台それに冷蔵庫2台
停電さえなければかなりの期間何とかなる。結果10日間後車1台通れる道が確保され
道路が繋がった時の歓びは言い様がなく正直可笑しな話病気になっても大丈夫だと思った。

急傾斜地の土砂災害危険区域という地形にある海辺の町 年々自然災害の恐怖がまし
線状降水帯に台風の大型化 子供達の古里が何時までも古里であり続けるために
この地で今生きている者たちが最善を模索しながら生きている。



  

元気復活

2024-07-07 08:46:43 | 日記

  夜が明けるのが早い5時前だというのに。


  走る車の中から もう海辺の人達は動いています。


  今日も暑くなりそうです。


久し振りに昨日魚市場に行った 4時起きで。
何時もなら再度眠りにつく時間帯 前日も出荷手伝いのため早朝から起きていた。

魚が釣れないと重たい腰をあげなかった夫 イサキが順調に釣れている。
お刺身用にと出掛けていたが欲が出て数が釣れると魚市場に走る。
日中のこの暑さもう止めたらと言っているが首にぬれタオルをしてクーラーボックスの中に
飲み物と真っ赤な(購入した)トマトにバナナ持参で出掛けていった。

2日間の睡眠不足がこれほど身体にダメージを与えるとは予想できなかった。
タイマーをセットしているのに気になって寝付けない 結局寝不足を引きずってしまった。

先の地震で壁の亀裂が見えだし梅雨入りしてから連日の大雨に心穏やかではなかった。
保険会社も見に来ていたがこの手の災害は下りる保険金が少なく混んでいるという。
梅雨時でもあり台風もやって来る。頼んでいた工事業者が来てくれた。
炎天下の工事請求金額に領収書なしの3割増しの太っ腹で支払いをして。

お昼にイサキの炊き込みご飯を差し入れた お刺身もと思ったが生け簀まで行く馬力がなかった。
雨が降る度に心配していた壁の亀裂どうにか補修も済んで漸く寝られそうだ。




異常気象の落とし物

2024-07-02 22:09:16 | 日記

  7月1日 海水が蒸発しています。此の後大雨になりました。


  トマトが齧られていました。


  ヒメヒオウギスイセンとか。


漸く梅雨の中休みが望めそうな空模様。菜園に出てみると相変わらず草は勢いを増していた。
連日の雨と風を受け支柱は斜めになってトマトの脇芽は地を這っていた。
実を付けたと楽しみにしていたカボチャは跡形も無く青いトマトは齧られて半分以上は食べ残されていた。

木で熟した本物のトマトが食べたくて育てている大玉トマト。どうもハクビシンの仕業では無く独り立ちしたうり坊のようだ。
知り合いが檻を置いてあげようかと言ってくれるが檻に掛かった後の始末が出来ない。
招かざる客は夜な夜なやって来て夜明け前に去って行く。交替するようにウリハムシにカメムシにダンゴムシカナブンがやって来て。
手を拱いているばかりでどうしたものかと考えてしまう。

7月1日各地で山開きが行なわれていた。その様な中伊吹山斜面で土砂崩れが起きたと報じられていた。
半世紀以上も昔山にのめり込む切っ掛けを作ってくれた山が伊吹山だった。京都から電車とバスを乗り継いで。
同じバスの中にリックを背負った登山者らしき人を見つけ単独行の心細さはなくなって。
開発されすぎた山は好きにはなれなかったが冬山登山の前には滑落防止訓練をしたのも伊吹山だった。
山頂まで車が乗り入れされて手軽になっても足で稼いで登らなければ意味が無いと今でも思っている。







またしても大雨警報が

2024-06-28 20:27:35 | 日記

  大雨警報が発令中です。


  ピノというなのスイカです 種が少なく小さい人間の欲求の果て? 幼なじみから。


何時止むとも知れぬ空を眺める毎日
連日の大雨警報に土砂災害警戒レベル3 ぬかるんだ菜園に
キュウリのピーマンの花は咲いても蝶や虫はやって来ず
道とも川とも言えぬ急傾斜地の道路は土色した雨水が流れ
イノシシの悪さは石垣を崩し土砂諸共石ころを転がして。

ニュースでは雨が降らないと嘆いていた農夫にこの雨を分けてあげたいけれど
そうも行かず皮肉なものである。
海水温の上昇が魚を北へと追いやって 釣れていた魚が必ずしも
釣れるととは言えない現象が起きている。
オマケに梅雨前線や台風付近で線状降水帯が発生し易いときている。
豪雨と違って同じ場所を次々と通過して被害を残し 台風シーズンはやって来る。

地球規模での温暖化が海水温の上昇を招き水蒸気の量を増し雨を降らしている。
梅雨が明けると暑い夏が待ち構えている。
化石燃料の使用量を減らすことが求められているがさて暑い夏どう乗り切ったら良いのだろうか。
警報が出て40分ほどの停電になった。


繰り返される日常

2024-06-26 16:48:40 | 日記

  定期船当番日です。


  お刺身にします。


今週も定期船当番日が来た。そう考えると一週間のなんと早い事か。
弱い雨の中定期船から降ろされる新聞を受け取りに行く。
5軒になった海辺の町 新聞を読む人も少なくなって地方紙が3部となってしまった。
情報網の発達が紙の媒体を減らしてしまったのか それでも遠隔地であっても新聞が読める幸せを感じている。 

梅雨が始まると海はイサキの活性が盛んになる時季だ。
久し振りに重たい腰をあげた夫が珍しいことに沖に出た。
一度に5匹も釣り上げたと満面の笑みを浮かべ氷締めしたイサキのお刺身を作って
お腹には丸々した卵に白子が入っていた。脂も乗っている。
三枚に下ろしたイサキのアラは卵や白子を入れて煮付けてみよう。

人間同様暑くなる此れから魚も動きが鈍くなる。
海水温が高くなる夏場は酸欠になりやすく エラ呼吸しているからなのだが
暑くなる夏でも夜のイカ釣りは水温が下がって好機になってくる。
釣りたては甘みがあって歯に纏わり付く食感が好き。
あと半月もすると漁り火が海面をてらす。

何てことのない繰り返される日常 細やかな歓びがある。