今日も穏やかな日が訪れた 波止には沢山の釣り人が竿を垂れている
洗濯物を干しながら一人苦笑している。
なぜか暖色系から寒色系へと クレヨンの並びのように干している。
その方が洗濯を干したとき美しい気がして 人に見せる物では無いけれど
そんなことが気になる。
潮干狩りに息子家族がやって来た。
両手を広げていると女の子は胸の中に飛び込んできてくれる 堪らなく嬉しい。
男の子は照れくさそうにして ギュッと抱きしめた。
干潮は夕方の潮に成るけれど夕方の潮の方が良く引くらしい。
貝掘りの苦手な私はここ何十年と行っていないが息子家族は
皆この時季が待ち遠しいらしい。
潮の満ちるまでアサリ堀に興じ帰ってきたのは日もトップリ落ちていた。
今年最初の潮干狩り4月の声を聞くまで続くのだろう。
学級閉鎖となっていた孫男子漸く明日から授業再開となり
家の中で籠もっていた分今日の潮干狩りは発散できたのでは。
魚釣りもしたかったようだが近いうちに又来たいと言いながら
お風呂と夕食を整え賑やかな食卓を囲み皆の笑い声に癒やされている。
「バイバーイ又来るねー。」「又おいでねーバイバーイ。」
雨の降り出した中街へと帰っていった。