海辺の町から

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ミャンマーの人達

2021-03-30 14:09:22 | 日記

  黄砂で太陽が霞んでいます


  色違いのツツジが咲いています


今ミャンマーで何が起こっているのか
私の世代はビルマがなじみ深かったのですが
軍事クーデターによって実権を握った軍部は民主的に選ばれた政権を認めず
恐怖政治と弾圧に因って国を掌握しようとしている。
もう国内問題として捉えるべきでは無いような気がします。
以前ロヒンギャ問題でアウンサンスーチー政権の執った対応に
少なからず不満を抱いていたけれど
今にして思うに軍部の圧力が政権を握った後まで続いていたのかと
独裁国家を憂いた若者達が命を賭けて戦っている。
この様な状態 世界中の人達はどう行動を起こせば良いのだろうか
傍観者であってはいけない気がする。
ミャンマーにあって言論の自由は無く軍部に都合の悪い事は
国家転覆罪として捕らえ問答無用に国民に銃口を向けている。
以前愛媛出身のフォトジャーナリストの長井健司さんが
群衆のデモを撮影中至近距離から政府軍兵士の銃弾を浴びた
未だもって遺品が戻されていない現実
この国は自国民を何処に向かわせようとしているのか
日本はODAの新規案件採択を当面停止する処置を執ってはいるものの
継続中の案件は別という
アジアには強権国家の国が多く内政不干渉の態度を取っているが
最大の支援国でもある日本 何とか解決の糸口を掴む努力を惜しまないで欲しい
待ったなしのように思えてならない

鶯の鳴き声に癒やされても
黄砂で覆われた空のような気分です。

音の春

2021-03-28 10:50:56 | 日記

  和霊様


  思わず見上げたくなった空


  様々な音の春が聞こえています


昨日は陶芸教室に出かけてきました。
その日の早朝には足の悪い夫の手助けに魚市場に出かけ
私は行かないよって言ってたけれど行ってしまった。
今度の作陶は大きな作品に挑戦しようと思っていたけれど
4~5月は海藻の解禁と共に海辺の町は忙しくなります。
教室に通えないことは無いけれど
自由な暮らしに慣れてしまっている生活は予定があると気になって仕方が無いのです。
忙しい時期は休みを頂いて帰ったら心なしか気持ちが楽になり
仕事から解放されたら又通おうと皆に挨拶をしてきました。

教室近くの公園には満開を過ぎた桜が残っていました。
海辺の町の海岸線沿いの桜は葉桜となり同じ市内でも西に40㎞
公園の手入れの行き届いたそれとは違って潮風をまともに受け
それでも逞しく季節が来れば一番先に花を咲かせてくれています。
桜の木の寿命は60年と言われているので後何年咲き続けてくれるのだろうか
昔宇宙から帰還した桜の種が半年間の無重力から大方の予想を覆し
発芽したと話題になっていた。
桜は人為的に苗木を植えてあげないと海岸線の桜は消滅してしまうのだろうか
山桜は鳥たちの贈りもののような気がするのだけれど・・
日本人に取って切り離せないくらい癒やしを与えてくれている桜

明るさの中に生命体の放つ音を感じながら
噴水の音が強弱を付けて加わり
山仲間と聞いたブランデンブルグ協奏曲が思い出され
弾けんばかりの音の春を感じていました。


  


ワクチン接種を躊躇

2021-03-23 19:20:20 | 日記

  西から崩れてきそうです


  キルタンサス 忘れさられがちな花です


コロナワクチン接種が地方都市においても医療従事者が先行接種されだしたと
先日のニュースで報じられていました。
昨日のニュースで変異ウイルスのクラスターが県都で発生し
普段1~2人で抑えられていたのにここに来て26人と
大幅に感染者数の増加があり飲食店の時短解除された途端にです。

高齢者の私にも接種に対する問診票なるものが来るのでしょう。
コロナワクチン接種について悩んでいます。
半世紀近くも昔秋の大山縦走中に黄色スズメバチの巣に
前を歩いていた友人が触れその真後ろを歩いていた私をめがけて
大群が襲いかかり7~8ヶ所だったでしょうか全身に500円玉ほどの
湿疹が現われアナフィラキシー状態に陥りました。
以来蚊に刺されるとそれが原因なのか定かでは無いのですが
腫れがひどく 果たしてこうした体質の私が接種して安全が担保出来るのか不安なのです。

今日本ではファイザー製のワクチンのみが承認され
英のアストラゼネカと米のモデルナは未承認のまま
接種される側の選択肢は無いのだろうか
ワクチンの接種効力は90日間あるというがその後は如何するのだろうか
長期にわたる副作用についても治験の無いまま接種が行われることに
躊躇してしまいます。

米国在中の日本人ジャズピアニストが二度のワクチン接種を受け
特別寄稿していた手記を読みました。
感染率45%のエリアに住んでいる彼は
二度目の接種後に副反応により意識を失ったという
一本目と違って二本目には強い副反応があるらしく
彼曰く 100%安全なものなどない 科学は日々進化する と

それでも躊躇するのには余りにも拙速なコロナワクチンの対応です。
海辺の町で静かに暮らす分には副作用の危険を冒してまでしようとは思わないのです。


輝く季節が

2021-03-22 14:08:33 | 日記

  もうツツジが咲いています


  草ぼうぼうの中からカラーの花が 草を引いてあげますからね


  茗荷がででいました


野暮用にて街まで出掛けてきました。
満開の桜も花散らしの風に遭い
重たくなった花びらは道路に広がり轍となって残っていました。
山桜の花びらは少し白くソメイヨシノはそれよりも桜色をしています。
クネクネと海岸線を曲がる毎に山桜とソメイヨシノの花びらが
見事に色の違いを見せていました。

今日は意を決して草引きを
思い切らないと誘惑に負けてズルズルとしてしまいそうなので・・
昨日の雨で菜園の土も軟らかくなり蔓延った草と格闘していました。
そんな中地下茎の茗荷が沢山顔を覗かせていました。
草刈りをしながら何度となく茗荷の先を刈ってしまい
土の中でジッと寒い冬を耐え折角日の目を見たのに刈られた茗荷に
ご免なさいと言いながら慎重に草を引いていました。
あと二日は草引きをしないと・・

紅葉と違って春の山には乳白色を加えた明るさがあり
芽吹きの季節から新緑の季節へと輝く季節が待っているようです。
白波の立つ波止には相変わらず太公望が釣り糸を垂れているのです。


海の貧栄養化

2021-03-19 14:15:54 | 日記

  暖かな一日になりそうです


  雑草の中で咲いてくれています ガザニアの花


今朝のニュースで瀬戸内の海苔の色落ちが話題になっていた。
原因の一つに海水温の上昇や貧栄養化もその一端にあるという
そう言えばスーパーに並んでいる海苔の色の悪さが気になっていた。
魚類養殖をしていた我が家
1980年頃突如として発生した赤潮の被害に遭いほぼ全滅状態になりました。
以来海水汚染による富栄養化が叫ばれ始め海の浄化に取り組んできました。
富栄養化の根源と言われていた界面活性剤を含む洗剤から石鹸に切り替え
地域ぐるみで取り組んで来たところ結果赤潮の発生も少なくなり
何よりも個々人が魚や二枚貝に取って有毒なプランクトンの発生を抑える
調査の積み重ねが功を奏して来たと思います。
でも綺麗になってきたはずの海が何か変です。
と言うのもあれだけ嫌われものの海水中の栄養塩(窒素やリン)が
赤潮発生防止のための水質改善を進めたことで栄養塩の濃度不足に繋がったと言う
思わぬ課題が持ち上がったのです。
栄養塩は植物プランクトンや海藻の養分であり
海水汚濁の一因とも言われているのです。
海水温の高さや富栄養化によってアオコが異常増殖
水中の溶存酸素が不足して生き物たちに影響を与えていました。

今になって本来有るべき自然界の栄養塩を極端に減らしすぎた弊害が
貧栄養化となり海苔の色落ちや藻場の減少を生んでいるのだろうか。
そう言えば今年の海藻の生育が悪いらしい