海辺の町から

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木々の嘆きが聞こえてくる

2023-02-21 15:44:21 | 日記

  日の出に間に合いました


  春の日差しを浴びてオキザリスが
  

日の出が先か起きるのが先か たわいの無い日々。ブログUPの画像をと慌てて起きた 予報通りの晴れ。
波は高く風は強いけれど硝子越しに入る日差しは暖かい シクラメンに日の光を当てている。
水遣りのしすぎだろうか こまめに萎れた葉と花は取り除いていたけれど
よく見るとカビのような物が生えている 品種改良されたシクラメンの冬越しは難しい。
寒空に健気に育つガーデンシクラメンが私には合っているようだ。

中々読み終えないマザーツリーの本 漸く先が見えてきた。
地下のネットワークで繋がっていた木や菌 その源をマザーツリーが担っていた。
先住民は森の地面の下には「根と菌類が構築する複雑で広大なシステムが広がり
それが森の強さを保っている」と知っている。

経済優先の中で無差別に木は伐採され 生長の速い苗木を植えマザーツリーをも伐採してきた。
著者は未来の世代のために 私達の前に生きていた人々に敬意を払う為に
これら生態系の持続可能性を確かな物にする責任があるという。
必要な物だけを受け取りお返しをすること この生命の輪の中で私達が繋がっている全ての物に
謙虚さと寛容さを持って接すること言う。
実際はと言うと断片的な科学だけに頼る政策決定者が余りにも多く
物質的な豊かさを追い続ける行為のツケを払うときが来ているという。

経験から得た先人の知恵は科学より勝る物がある。