中途Hander

2007年12月14日 00時11分06秒 | いつものふっき~
アメトークで「左利き」特集してますねー。

ところで、おれは日常生活の大半は、箸は利きです。
ゲストの芸人さんとかその他見ていると、おれと同じような人がたくさん!
mixiでも、「左利き・鉛筆右・箸左」なんてコミュニティがあり、1,200人(0時現在)もいます。

ところで、純粋なレフトハンダーに対しては、最近さまざまな工夫がなされている気がします。
なかんずく自動改札機、はさみ、リモコンなど、ハード面に対しては。
まぁ、こういったものに関しては、自分は9割方右手で処理しているんですが。。。
でも、ときたま右手がふさがっているときは、左でも大丈夫です

携帯電話でメールを打つとき、自販機や券売機で買うとき、これは両手を駆使しています。
両手で処理すると、なかなかに効率よくできるような仕組みになっている気がする

そして、箸だけが左です。
これ、ものすごく得したってことがけっこうあります。
たとえば、めったにやらないですが、

ラーメン食べながらレポートを書く。

これは、松本にいたとき、「韓国料理紀行●部編」のレポートを書く時にやりました。

でも、いままでの人生では、圧倒的にデメリットを感じています。
それは…特にあの瞬間…。

給食。

  図1のようになったとする。
  いや、この構図は何度も訪れたのだが…。
  
  これ、一見すると、何の問題もないのだが、
  教師の思惑通り、
  給食が平和な時間となるのは右利きの人だけだ。

左のBくんとはしょっちゅう箸がぶつかった。。。
まぁお互い気を遣うような仲じゃなかったんだけど、やっぱり申し訳ない。

そして、左利き人生で一番ショックだったのが、小学4年の時の出来事。
担任の先生(イニシャルが同じなのが腹立たしい)に言われたこと。
これは、直接ではなく、道徳の授業か何かの中で何の気なしに言ったんだと思う。

「左手で箸を持って何かを食べるのは、作ってくれた人に失礼ですね」

うーん、いま思い出してもなんとなく胸の中がもやもやする。
この言葉の根拠は何か分からない。
宗教上、習慣上、左手で食べたり握手しない地域や文化があるのは知っているけど。

10年前、日本はまだ右利き矯正(強制)時代だったと思う。
自分の身の回りにも、左利きは少なかったわけではないけれど。。。
それでも、右に直させようとする取り組みはものすごく盛んだったと思う。

教育実習で中学校に行ったとき、やはり迷ったのはそのこと。
子どもたちの前に立つ者として、箸を左でもったら教育上よくないのではないか。
担当の先生に相談した。

「利き手なんて問題じゃない。自由にしてください」

この言葉に、10年間のもやもやが、すーっと消えたような気がする。

箸がぶつかるコミュニケーション、経験してみたくなりませんか?