社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

ミャンマーの狂気

2007-09-28 00:12:53 | 日常
ミャンマーで治安部隊がデモ隊に発砲、
僧侶達5人が死亡する事件となりました。
また、200人以上が拘束されました。

敬虔な仏教国のミャンマーは、実は軍事政権の
国でした。
意外と知られていないようです。
1990年の選挙で、アウン・サン・スー・チーさん率いる
国民民主連盟が8割以上の議席を獲得したが、
これを無視し、約束は実行されませんでした。
そのスー・チーさんは自宅で軟禁状態にされ
軍政府の監視下に置かれています。
外部からの情報は衛生放送のBBC放送だけということです。

今こそ、世界各国は国連を通じて、
軍事独裁政治への糾弾を実行するべきです。
特に中国の役割は重大です。
今だに、ミャンマーに経済援助を行なっている
唯一の国家です。
こんな非人道的な政権の国に経済援助を行うとは
どういう外交方針でしょうか?
そんな国が国連の常任理事国とは呆れた話です。
それだけではなく、スー・チーさんの解放を求める
国連安保理の決議書に対し、拒否権を行使しました。
中国はあの「天安門」事件をどう位置づけしているのでしょう。
今回のミャンマーのデモに通ずるものを感じないのでしょうか?



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