社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

メガバンクと生保の癒着

2006-11-28 00:10:39 | 日常
みずほフィナンシャルグループが
4000億円増資を予定、
国内大手生保が引き受ける見通し。

自己資本比率を上昇させる狙いから
増資を予定。

今回は第一生命、日本生命などに
引き受けを打診し、大手生保は出資
に前向きとされている。

大手生保はメガバンクと関係を
強化し、銀行窓販での保険販売
を増やしたい意向。

またしても、保険会社と銀行との
持たれ合い体質である。

銀行は、本業以外での手数料収入
で利益を確保し、保険会社は売り上げを
銀行頼みにする。

お互い本業での手詰まりを
助け合う構図である。

銀行はろくに内容も把握していない
保険商品を販売する。
販売した後のフォローは全くなし。
どうせ担当者はすぐに転勤、
問い合わせしても、知りませんという具合だ。

保険会社は直販の営業部隊の
売り上げが伸びない。
理由は明白だ。
情報量や販売チャネルが多角化している為
以前のような「おばちゃん営業」には
限界がきている。
そこで、銀行に販売を依存し、
売り上げ拡大を狙う。

こんな、無責任な問題が明白
なのに、何のお咎めもしない
金融庁。

もはや、この国に金融システムは
崩壊している。

ズル賢い経営者が銀行、保険会社を
経営している以上、健全な顧客重視
の経営など不可能でしょう。


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