社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

空港行政

2009-07-06 18:32:45 | 日常
無能な空港行政。年間500億円もの税金を投入し
日本全国に98もの無駄な空港を作り続けてきた
行政。
日本にはビジョンのある空港整備計画など全く
ありません。

アジアのハブ空港の座を韓国の仁川空港に
奪われても、なお目を覚まさない日本の行政。
仁川空港は現在4000メートル級滑走路を3本
持ち、世界に160路線を展開、年間の発着回数は
41万回のキャパシティを持っています。
成田はその3分の1の14万回、オマケに滑走路も
4000と2500の2本だけです。

関空の状況は、もっと酷いものです。その原因は
1回80万円という高額な着陸料です。仁川空港の
約2倍です。この状況を作ったのも行政の無責任です。

しかし、元を正せば原因の大元は無能な政治家です。
ビジョンの無い政治家しかいない結果、日本国家
の利益に気づかないのです。ハブ空港を作ること
によるメリット、着陸料、貨物取扱量、海外からの
渡航者、これらが生み出す利益は莫大なものに
なります。「YOKOSO JAPAN」というコピーを見かけ
ますが、せっかくいいキャッチコピーを作ったのなら、
それを実現させるアクションを起こして欲しいです。

成田がダメなら、羽田を活用するしかありません。
羽田の沖合いに更に新しい滑走路を作り、24時間
国際空港化を進めるのが、一番良い解決法だと思い
ますが・・・。無能な政治家には、その考えも実行力
も無いのでしょうか?
今の政権与党の自民党では、この構想すら出てこない
でしょう。

いずれにせよ、この赤字の地方空港には何千億円と
いう税金が投入され続けてきました。
そして、今も何百億円という地方税が赤字補填の名目
で投入され続けているのです。それは全て我々国民
の税金なのです。

無能な政治家しかいないと、国民の税金がこんなにも
無駄に使われ続けるのです。