社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

空港の外資規制

2008-02-13 23:41:26 | 日常
成田、羽田空港の民営化に伴い、外資資本を
規制しようとする問題で、与党内でも意見が
分かれています。

日本の外資資本に対するアレルギーは根強いもの
があります。少し前では、「ハゲタカファンド」等
と呼ばれた外資ファンド。
しかし、この外資ファンドのお陰で立ち直った
企業も数多くあります。

今回の空港民営化に対する外資規制、国土交通省
は、外資資本が増えることにたいする危機管理
を盛んに主張します。
しかし、本当にそのリスクの可能性はあるのでしょうか?
本当の理由は違うのではないのか?
つまり、利権を守りたい為ではないか?
羽田空港会社には役員が25名もいます。
信じられない数です。
ほとんどが、旧公団からの天下りです。
もし、外資資本が半分以上になれば、
当然ながら、経営の効率化を図るでしょう。
そうなれば、天下り役員は全てクビになります。
それを懸念しているのが、本心ではないでしょうか?

冬柴大臣の答弁を聞いていると、
非常に不快感を抱きます。
全ての答弁が官僚サイドに立った発言です。
この問題においても、そうでした。
彼が、発言すればするほど信憑性が無くなります。
まるで、偽善者の発言に聞こえてきます。
それは、彼がどこを向いて政治をしているか?
が発言に顕れてくるのです。

この空港問題も、国民にとってどの方法がベスト
なのかが問題です。
空港を快適に利用できることが一番望まれることです。
政治家の利権に利用されることではありません。
国民に目を向けた政治を期待したいとこと、
国民不在の政治は止めて欲しいです。