社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

道路特定財源

2008-02-22 08:47:10 | 日常
昨日の国会審議でも、道路特定財源について
厳しい質問が交わされました。
次から次へと出てくる、税金の無駄遣い。
一体国民が汗水流して払った税金を
何だと思っているのでしょうか?

ねじれ国会と言われている現在の政治において
ようやく自民党の色々な垢が浮き彫りにされてきました。
この道路特定財源の問題についても、ねじれ国会で
なければ、国民に知らされること無く、自動的に
法案が可決され、10年間無駄な税金を取られることに
なっていたでしょう。
国民の中には、道路特定財源というものすら、
知らなかった人が多い筈です。

ガソリン税の暫定税率、30年以上も前に始まった
この制度が、今だに暫定という名前で何の疑いもなく
現在に至ること自体がおかしな話です。
この陰には「政治と金」に繋がる利権が絡んで
いることは周知の通りです。
「道路族」と言われる議員の温床になっていること
も事実です。
国民の税金を一部の権力者だけが恩恵をうけている
実態には、呆れるばかりです。

政府は今でも、道路1万4000キロ構想を掲げています。
59兆円もの税金を使うことも変えていません。
政府の見解中に「地方では道路が無い為、救急車が病院に
着けない実態を改善しなければ・・・」というもの
がありました。
いつも「地方が・・、地方の為に・・」という発言の
繰り返しです。
しかし、実態は「病院」自体が地方、過疎地域から
無くなっているのです。
本当に地方の為を思っているのでしょうか?

これからも分る通り、政府の発言に説得力が感じられ
ないのは、私だけでしょうか?
こんな発言を繰り返していれば、いずれは何が真実か
が分るでしょう。
国民の怒りのエネルギーは噴火寸前かも知れません・・