NHKの体質

大晦日の紅白歌合戦で、
ある歌手のパフォーマンスが物議をかもし出している。

問題の場面はDJOZMAの歌の場面で
女性ダンサーがヌードまがいのボディスーツで
登場、それが本物の裸に見えたというもの。

NHKは番組内で謝罪コメントを出すと共に
番組終了後にホームページでコメントを発表した。

ここで問題なのが、そのコメント内容です。
コメントでは、「今回のパフォーマンスは
打ち合わせでは知れされてなく、歌手が勝手に
行った・・・」云々のものでした。

これは、NHKが自分達には全く責任がないという
保身のコメントであり、NHKのお役所体質
を如実に現しています。
多分、現場の関係者より、上層部のご老人達が
このコメントを出させたのでしょう。
硬直化した企業体質が見え見えです。

知っていたとか知らなかったという
レベルの問題ではなく、あくまで
運営管理義務を怠っている事実が
ある訳で、それを放棄したコメントには
呆れるばかりです。

NHKは紅白歌合戦をどのような番組と考えているのでしょう？
確かに長い歴史のある番組であり、昔は大晦日の国民的な
娯楽番組でした。
しかし、時代は変わり昔のイメージでこの番組を観ている人は
どの位いるでしょうか？
もし、昔のままの感覚でこの番組を続けるなら
テレビ東京の様に、懐メロ番組にした方が良いのでは？

世の中は変わっていることに気付いていないのは
NHKの「ご老人達」だけではないのでしょうか？