ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

フランクフルト

2007年06月15日 17時03分15秒 | 旅する
今朝6時40分着のEK48便で、無事ドバイ国際空港に到着。フランクフルトとドバイとの間の飛行時間は6時間半くらいだ。

ドイツは1990年にハンブルグとベルリンを訪ねたことがある。後者では破壊されたばかりのベルリンの壁のかけらを持ち帰ったものだが、フランクフルトは今回が初めてだ。印象が鮮明なうちに、感じたことを書きとめておく。

地下鉄は発達しているが、英語表記がされていないので、切符の買い方などいちいち聞かないとわからない。英語はみな話せるようで、道に迷っても聞けばみな親切に英語で教えてくれるが、英語が公用語となっていてアラビア語と英語が並記されるのが通常のドバイとは違う。

街を走っている自動車はほとんどがドイツ車で、日本車はほとんどみかけない。ガソリンはリッター150円くらいだというから、UAEの3倍程度ということになる。

スーツ姿のビジネスマンも含め自転車を利用する人が多い。

宿泊したホテルには貸し自転車があり、1時間1ユーロ、24時間5ユーロだった。

ドイツ人はフランス人とならんで自転車好きと聞いていたが納得した。


喫煙については厳しいようで、空港の免税店ではたばこのパッケージに「Smoking Kills」(日本語ではたばこは人殺し、となろうか)というぎょっとするような表示がされている。


同僚によれば、フランクフルトの日本人は約2000人、日系企業の数も約200社ということで、日本人コミュニティーの規模としてはドバイと同じくらいのようだ。ただ、日本人学校の生徒は200人程度ということなので、こちらはドバイの約2倍だ。

同期入社の同僚は7年前に、この地に一人で来て、支店を立ち上げた。支店は今では従業員20名を擁するようになっているが、当初は色々失敗もあったと、現地採用がなかなか思うに任せない私を慰めてくれる。その彼が、日本に帰任するというので、今回の会議には彼の送別会がセットされていた。7年前に東京で彼の壮行会の幹事をやったのが私だったが、2次会のカラオケで私が歌った曲(「最後の言い訳」)を7年前の壮行会の2次会でも歌ったのを彼が覚えていた。この7年間でレパートリーが増えていないようだ。

上の写真はレーマー広場、ワールドカップの日韓大会で準優勝したドイツのサッカーチームが凱旋した際には、この広場に2万人が集まったという。

下の写真は地元のパブで食べたソーセージの盛り合わせ。手前の細長いのがいわゆるフランクフルト・ソーセージとのこと。


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3 コメント

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Unknown (yamashita)
2007-06-20 13:24:12
昨日帰国しました。
毎日ドイツ食でちょっと太ってしまいましたが楽しい日々を過ごしました。
Tubingenでほぼ毎日うろうろしていました。
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Tubingen (duke_h)
2007-06-20 23:47:27
yamashitaさん:

Tubingenってちょっとどこだかよくわかりませんが、ドイツの都市は軒並みQuality of Livingが高いことになっています(世界生計費ランキングを参照してください)。この際ご主人と一緒に住まわれたらいかがでしょうか?

フランクフルトから私の同期が帰国しますので、お世話よろしくお願いします。
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Unknown (yamashita)
2007-06-22 22:11:18
TubingenはStuttgartより南へ車で約30分ドライブした大学の街です。ネッカー川が流れていて素敵な街です♪

フランクフルトから私の同期が帰国しますので、お世話よろしくお願いします。

⇒了解しました。こちらこそどうぞ宜しくお願いいたします。
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