いくらなんでもやりすぎではと思う。上の写真は、米国民主党の広報誌ではない、今朝のガルフニュースの一面だ。
当地でも米国大統領選の行方は、ここのところ最大の関心事だった。そして、オバマ氏がクリントン女史を破って民主党の指名を勝ち取って以来、新聞の論調は、マケイン氏よりオバマ氏により同情的であったように思う。これは、ブッシュ共和党政権の外交政策、特に中東におけるそれに対する反感が根底にあるものと思われる。
オバマ氏の当選を慎重ながら歓迎する(cautiously welcome)傾向は中東全域で一般的なようだ。長く白人の支配を受けた中東のアラブ人が、米国に誕生する初めての有色人種の大統領に親近感を覚え期待するのも自然だろう。
もっとも、イスラエルとパレスチナの指導者の両方がオバマ氏の当選を祝福する声明を出したことに見られるように、それぞれ自分達に有利なように変化が起こることを期待している節も見られる。オバマ氏が政権についてから幻滅に陥る可能性がないとは言えない。
それにしても、と思う。オバマ氏の勝利演説は素晴らしい。どこまで自分で作ったものかはわからないが、なんだか本当に世界がよりよい方向に変化しそうな気がしてくる。そうなるかどうかわかるまで、もうしばらく待たなければならない。
当地でも米国大統領選の行方は、ここのところ最大の関心事だった。そして、オバマ氏がクリントン女史を破って民主党の指名を勝ち取って以来、新聞の論調は、マケイン氏よりオバマ氏により同情的であったように思う。これは、ブッシュ共和党政権の外交政策、特に中東におけるそれに対する反感が根底にあるものと思われる。
オバマ氏の当選を慎重ながら歓迎する(cautiously welcome)傾向は中東全域で一般的なようだ。長く白人の支配を受けた中東のアラブ人が、米国に誕生する初めての有色人種の大統領に親近感を覚え期待するのも自然だろう。
もっとも、イスラエルとパレスチナの指導者の両方がオバマ氏の当選を祝福する声明を出したことに見られるように、それぞれ自分達に有利なように変化が起こることを期待している節も見られる。オバマ氏が政権についてから幻滅に陥る可能性がないとは言えない。
それにしても、と思う。オバマ氏の勝利演説は素晴らしい。どこまで自分で作ったものかはわからないが、なんだか本当に世界がよりよい方向に変化しそうな気がしてくる。そうなるかどうかわかるまで、もうしばらく待たなければならない。