ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ドバイの建物が緑に

2007年10月26日 12時53分53秒 | 時事
10月25日のガルフ・ニュースは、「ドバイの建物が緑に」(Dubai buildings to go green)というタイトルが一面トップだった。

一体何事かと思ったが、緑の建物とは、あたりまえだが、建物の色のことではなくて、いわゆる環境に優しい建物のことを言うらしい。ドバイ首長国の統治者としてのムハンマド首長が、来年1月からドバイで建設される建物は全て米国で作られた「緑の建物」の基準を満たしていることを決定したということだ。

基準の詳細はよくわからないが、ソーラー・パネルなどの写真が紹介されているから、電力や水の消費の抑制に配慮した設計になっているのだろう。

折りしもこの日、アブダビで世界環境会議が開催されることになっており、そのタイミングを狙っての発表のようだ。

このブログでは、UAEでは環境に対する取り組みが今ひとつと書いたばかりだ。一般的には良いことに違いないが、この決定によって、ドバイで何がどうかわるのか、注視していきたい。

最新の画像もっと見る