ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ドバイのホテル~ZiQooホテルアパートメント

2008年04月23日 23時20分26秒 | 住む/泊まる
ZiQooホテルアパートメントとは、スペース・デザインという会社が経営する、ドバイ初の日本式賃貸マンション。今日はそのグランド・オープニング・パーティーに招かれて行ってきた。

場所はイブン・バトゥータ・モールの近く、ディスカバリー・ガーデンにある。100社以上の日本企業が入居するジュベル・アリ・フリー・ゾーン(JAFZA)は目と鼻の先だ。JAFZAへ通う単身赴任の駐在員や長期出張者には便利な立地だ。

知らなかったが、スペース・デザインとは、元リクルート会長江副浩正氏が100%出資する会社らしい。江副氏が挨拶のために壇上に立った時は最初誰だかわからなかった。リクルート事件後にテレビでみた時に比べ、髪は(染めているのかもしれないが)黒々としているし、ずっと若く感じた。好々爺然とはしていたが、他の日本企業に先駆けドバイに賃貸マンションを作ってしまうあたり、事業への意欲は衰えていないようだ。

三味線や尺八の演奏を聞きながらの立食パーティーの合間に、モデル・ルームを見せてもらった。タイプはステューディオと1ベッドルーム(写真)のみで、前者が50平米、後者が100平米。全て家具付で、冷蔵庫はシャープ、液晶テレビはソニーという風に、日本企業をターゲットにした商いの基本をよく押さえている。テレビでは当たり前のようにNHKを映していた。

6階にある展望風呂もみせてもらった(下の写真)。想像していた日本旅館の大浴場と比べると随分と狭い。だが、帰宅したらすぐ入浴できるのはうれしいかもしれない。

10人以上いるという日本人スタッフは、ドバイにあるホテルでは最も多いだろう。だが、エミレーツのCAと同様、日本人だからと言ってただちに行き届いたサービスが期待できるわけではない。ローカルスタッフを含め、どれだけきちんと教育できるか。

ドバイ最初の日本式ホテルのサービスに期待が集まる。


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