ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

オマーン インターネット事情

2008年11月02日 23時19分41秒 | ICT
中東諸国を訪ねた時の恒例になっている、インターネットのサイト・ブロックの状況についてレポートする。

宿泊したアル・ファラージュ・ホテルの客室で1時間2オマーン・リヤル(約600円)のADSLに接続して、チェックしてみる。ちなみに、オマーンの固定系通信事業は、ごく最近香港の通信会社PCCWに二つ目のライセンスが下りたと聞くが、現時点ではオマーン・テレコムという会社が独占的に提供している。

まずはもっともひっかかりやすいと思われるアダルトサイト。写真のような警告画面が現れる。予想どおり、他の湾岸諸国同様、この国のインターネットにもフィルタリングの仕組みがあることがわかる。

次に、UAEでエティサラットがブロックしているギャンブル関連、ミクシィなどのSNS、スカイプのダウンロード・サイトを開いてみる。いずれも問題なく表示できた。

サイト・ブロックの警告には、ポルノ・サイトとハッキングを奨励するサイトをブロックしていると説明されている。ハッキングのサイトとは具体的にどのようなものか確認できなかったが、エティサラットのフィルタリングに比べると、オマーンのサイト・ブロックの基準ははるかに緩やかなようだ。

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