ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

イード開始日

2007年10月11日 00時09分11秒 | 文化・宗教
目下、最大の関心事はイード・アル・ファトル(いわゆるラマダン明け)がいつ始まるかだ。

ガルフ・ニュースによれば、公的部門(Public Sector)では、イード開始日が金曜日であれば日曜日までが休み、土曜日であれば月曜日までが休みという通達が出た。金曜日か土曜日かのいずれかに絞られてきたようだ。

これに対し、民間部門(Private sector)では、労働法に従い、あくまでイード開始日から二日間が休日ということのようだ。従って、イード開始日が金曜日であれば、金曜日と土曜日の二日のみで、我が事務所のように完全週休二日の企業の社員は通常どおりということになる。

もっとも、民間部門でも、公的部門とのつながりが強い企業などは公的部門に自主的に従う場合もあるようだ。我が事務所が入居するフリー・ゾーンも、民間部門であるとしながら、早々と月曜日までの休業を宣言してしまった。それでいて、入居企業である我々に対しては、「民間企業は新聞に掲載される労働省からのお知らせを読め」とつれない。

ムスリムでない私にとって、いつが休みになるのかだけが関心事だ。早く教えてほしいものだが、月にお願いするしかないのかもしれない。

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