ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ハリファUAE大統領 700人に特赦

2008年08月29日 23時28分59秒 | 文化・宗教
9月1日と予想される今年のラマダン開始の正式発表を前にして、ハリファ大統領が服役中の囚人700人に対する特赦(Pardon)を命じた。

独立記念日などと並んで、ラマダンでの特赦は毎年のことらしい。UAE人だけでなく外国人にも特赦は与えられるようだ。「地獄のドバイ」を読んだ後では、無実または取るに足らない罪で長年服役しているとされるアフリカ人達が釈放される囚人に含まれているだろうか、などと思う。特赦の与えられる囚人はどういう基準で選ばれるのだろうか。

カルフールに行くと、イフター用のコーナーが設けられ、デーツやアラビック・スイーツが並んでいる。今年のラマダンがすぐそこまで来ている。

[8月30日追記]
ドバイのムハンマド首長(兼UAE副大統領兼首相)が777人の囚人の釈放を命じた。さすがにハリファ大統領(アブダビ首長)の命令を変更したりはしないだろうから、ハリファ大統領が特赦を命じた700人とは別に777人が釈放されるとみていいだろう。アラブ人は7という数字が好きなようだ。こんなことでドバイがアブダビと張り合って大丈夫なんだろうかと思うと同時に、こんなにたくさん囚人が釈放されて、治安が悪化することがないのか少し心配になる。

最新の画像もっと見る