ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ドバイに雨が降ると

2008年01月16日 19時28分55秒 | 気候
ここしばらく、ドバイに断続的に雨が降っている。ブッシュ大統領がサウジアラビアに去って一夜明けた15日はほぼ一日中降っていて、ほうぼうに大きな水溜りを作った。雨乞までして待った雨だが、道路が冠水して、大渋滞を引き起こしている。隣の首長国シャージャーはさらにひどかったようだ。シャージャーに住むインド人社員は、事務所からアパートに帰り着くのに4時間かかったとかで、今日は1日休ませてほしいと言ってきた。

台風に慣れた日本人の感覚からすれば、雨はどうってことのない量だ。それが溜まってしまうのは、都市の設計が水はけに配慮していないからとしか思えない。

一昨年の12月の大雨を思い出す。まとまった量の雨が降った時の対策はその時から全然進歩していないように感じる。年に何回かの出来事のために、都市の設計を改めるのは経済的でないと思っているのかもしれない。

4WDで水を跳ね上げながら水溜りを走るのは、ワディの中を走っているようでちょっと楽しい。そのためにわざと水溜りを作っているということはよもやあるまいが。

(写真は、16日8時頃、アパートのベランダから撮影)

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