このところ、ドバイのディーゼル・オイルの価格の上昇が著しい。昨日、とうとう過去半年で40%の値上がりを記録した。
もともと、ドバイの原油は埋蔵量が少なく、アブダビから買わなくてならない。原油の国際価格の高騰によって、石油の小売価格が上昇するのは当然と言えば当然だ。ガソリンで、これが起こらないのは、政府が価格統制をしているからだ。ドバイの小売会社は赤字でガソリンを売っていると言われている。市場原理に合わない価格を維持できるのは、政府から補助でも受けているに違いない。
同じく原油を精製して作られるディーゼルだが、政府の価格統制がない結果、現在、レギュラー・ガソリンが1ガロン6.25ディルハムで変わらないのに比べて、ドバイのディーゼルは1ガロン15.3ディルハム、約2.5倍だ。
ドバイのディーゼルはアブダビのそれに比べ80%も割高になっている。今やドバイのトラックも、ドバイで給油することは少なく、わざわざアブダビまで行って給油すらしい。このため、アブダビのガソリンスタンドに長蛇の列ができているという。
日本ではあまり人気のないディーゼル乗用車だが、欧州では低燃費で温室効果ガスの排出が少ないとして人気があるらしい。これだけガソリンとディーゼルの価格差があれば当然だが、ドバイではほとんどみかけない。
もともと、ドバイの原油は埋蔵量が少なく、アブダビから買わなくてならない。原油の国際価格の高騰によって、石油の小売価格が上昇するのは当然と言えば当然だ。ガソリンで、これが起こらないのは、政府が価格統制をしているからだ。ドバイの小売会社は赤字でガソリンを売っていると言われている。市場原理に合わない価格を維持できるのは、政府から補助でも受けているに違いない。
同じく原油を精製して作られるディーゼルだが、政府の価格統制がない結果、現在、レギュラー・ガソリンが1ガロン6.25ディルハムで変わらないのに比べて、ドバイのディーゼルは1ガロン15.3ディルハム、約2.5倍だ。
ドバイのディーゼルはアブダビのそれに比べ80%も割高になっている。今やドバイのトラックも、ドバイで給油することは少なく、わざわざアブダビまで行って給油すらしい。このため、アブダビのガソリンスタンドに長蛇の列ができているという。
日本ではあまり人気のないディーゼル乗用車だが、欧州では低燃費で温室効果ガスの排出が少ないとして人気があるらしい。これだけガソリンとディーゼルの価格差があれば当然だが、ドバイではほとんどみかけない。