ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ワフィ・ショッピング・モールに宝石強盗

2007年04月20日 23時50分28秒 | 暮らす
このところ、拳銃にまつわる事件が注目を集めている。バージニア工科大学で起きた銃乱射事件は当地でも大きく報じられているし、長崎市長の殺害事件も本日のガルフ・ニュースのアジア面でとりあげられている。

先週来ていた出張者には、ドバイは警察国家なので安全、と説明していたのだが、それに反する事件が起きた。日曜の夜に、当地で有名なショッピングモールの一つである、ワフィ・ショッピング・モールの宝石店に4人組の武装強盗が押し入り、宝石を奪って逃げたのがそれだ。ガルフ・ニュースによれば警察が到着するまでのわずか数分のできごとで、ヨーロッパで同様な手口で強盗を繰り返すプロの仕業らしい。今朝の新聞に、警察署長の絶対につかまえてやるという談話が載っているから、犯人はまだつかまっていないようだ。

ドバイは安全を売り物に、世界中の投資家から投資を集めているから、こういうことが起こるのは困る。警察は血眼になって犯人を追っているに違いない。

この1件をみて、ドバイの治安を論じるのはおそらく正しくない。ただ、警察国家といわれるドバイの治安維持にも限界はあるということをはからずも教えてくれる。


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