ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ごはんが炊けたよ

2007年03月03日 21時55分43秒 | 買う
今朝10時少し前に、日通のスタッフ(多分インド人男性)2名が航空便を部屋まで届けてくれる。メールで22日にはドバイ空港には着いていると連絡をもらっていたから、通関に時間がかかったのだろう。そんなにややこしいものは入れていないのにな、と思うが、パソコンの中身でも調べていたのだろうか。

早速、船便に入れておいた、炊飯器、変圧器、ひとめぼれの3点セットを取り出し、ごはんを炊く。ダイソーで買った瓶詰め「きのこしぐれ」をかけて食べる(下の写真)。やはり炊きたてのごはんはレトルトより格段にうまい。

電圧の謎は、解決しないどころか深まるばかりだ。アパートのブローシャには、きっとびしっと書いてあるに違いないと期待したのだが、なんと200-240ボルトとあり、幅が拡がっている。なんといういい加減さであろうか。

変圧器は、シティー・センターとモール・オブ・ジ・エミレーツの両方のカルフールでみてみたが、JECという聞いたことがない日本のメーカーの製品で220/240ボルトを110/120ボルトに変換するものを置いている。500Wまでの容量に対応するのが97ディルハム(約3000円)だ。(モール・オブ・ジ・エミレーツでは別のメーカーで1000Wまでのもあった。)メード・イン・チャイナとあるので、もしかすると中国の会社が日本の会社をかたっているか、日本の町工場の名前を借りているのかもしれない。先日食事しながら読んだ弁当屋に置いてあるコミック「常務島耕作」に、つぶれそうな日本の下請け企業を中国の会社が買収して有名企業の社名に似せた社名に変更させる、というような話があった。(もしちゃんとした日本の会社だったらすみません。)日本で買うのと比べると約4分の1の値段だが、最初から100Vに変換することを目的に作られていないようだ。炊飯器を壊すリスクを考えれば、惜しくはない。

なにはともあれ、これでなんとか食べていけそうだ。腹が減っては戦はできぬ。少し元気が出てきた。


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