今回のキューバ、はからずも初めから終わりまでまったくのルンバ漬けとなりました。毎日現地のミュージシャンとルンバのセッションをして、振り返ってみればライブで聴くのもルンバが多かったように思います。
サンチアゴ・デ・クーバで気になったグループをあげてみましょう。
「バレッ・フォルクロリコ・デ・オリエンテ」・・・前回は聴く機会がなかったのですが、今回グループのパーカッショニスト、エミリオ・ロドリゲス氏と親しくなりサンチアゴにいる間は毎日のようにセッションを重ねました。人々の話では「クトゥンバ」と共に当地を代表する伝統音楽集団との事でした。
「Banda XL」・・・ここはハバナか、と見まごう華麗なティンバサウンド。サンチアゴのバンドでドラムを見たのはここと、あとは「オルケスタ・グルーポ・チェピン」だけでした。
「ルンバチェ」・・・純粋にルンバのみを演奏するグループ。ロス・ムニェキートス・デ・マタンサスと血縁関係があるそうです。一緒に演奏もさせていただきました。
「セプテート・サンチアゲロ」・・・今回数多く見たソンを演奏するグループの中でも抜きんでたサウンドを聴かせていただきました。トランペットと解け合う男性コーラスが絶品。もちろんノリも。
素晴らしいグループ目白押しの中で、以上の4つは特に印象に残りました。しかし他にもトゥンバ・フランセサの家で聴いた純粋なトゥンバ・フランセサ、サンチアゴ最終日に街へ繰り出したカーニバルの列(流血の事態も!)、つい名前を聞きそびれ続けている素晴らしいバタのグループの演奏(メンバーとセッションも度々しているのに)、いつもお世話になっているキューバ最古のFOCO、カラバリのリズムetc...と素晴らしい音楽には枚挙にいとまがありません。
ハバナではもう何回目かになりますが、ハメル通りのルンバやヨルバ・アンダボ、チャランガ・フォエバーなどの演奏を聴くことが出来ました。
バハマの首都ナッソーでは当地のカーニバルのパレード「ジャンカヌー」を見る事が出来ました。6月は毎土曜日午後にパレードが走ります。後は年末年始の数日だけみたいです(こちらは本当のお祭り)。また今年はバハマ独立30周年にあたるためか、独立記念日当日(7月10日)にパレードが走ると、現地の情報誌に載ってました。
ジャンカヌーは打楽器とブラスバンドによって演奏されます。ホイッスルの多用、中に打ち鳴らすための「ベロ」のついたカウベルを振って16ビートを刻む、また3連ぽく訛るベースドラム、に特徴があり、相当にファンキーなビートでした。衣装もファンキーです。
また今回、非常に残念なことにピアニスト、ヘスス・ルバルカバ氏が他界されていた事を知りました。4月21日。特別に仲の良い友人でした。よく冗談を言い合っていた事を思い出します。ニューアルバム録音後突然に、だったそうです。まだ48歳でした。氏のご冥福をお祈り申し上げます。
それからアトランタは悪い街ではありませんでした。会う人会う人、とても親切で。アトランタの人がいかに親切だったか、一例を挙げましょう。私がインターネットで予約したホテル、ウェブ上の地図で示したあった所在地が間違っており(皆さん気を付けて下さい)、ウェブリンク先地図上のホテル所在地と実際の位置とが高速を車で走って30分くらい離れているというアクシデントがありましたが、地図上の所在地で近くの人に訪ねたら、なんとその人は私たちをホテルまで車を走らせて連れていってくれました。なかなかありえないことです。
音楽とは全然関係ありませんが、途中立ち寄った夕暮れ時のバラデロ海岸で見た、イルカが群れをなして弧を描き泳ぐ様は幻想的でした。
また、飛行機の接続の問題で仕方なく寄った(笑)ナッソーで潜り(例により素潜り)、たくさんの魚を見ました。ケーブルビーチというところです。珊瑚は少なかったです。またサンチアゴのシボネイ海岸へも半日だけ立ち寄りました。こちらも魚が多く、しかし、珊瑚は少な目でした。カリブ最大面積を誇る大リゾート地、バラデロは遠浅砂浜海岸で、ただ泳ぐには良いところですが、魚はとても少ない感じです。一日ツアーで沖の方の島に渡ればすごいのでしょうけれど。しかしバラデロの閑静なことは他のカリブリゾートとは比べられません。そして街は静かですが、求めれば大規模なキャバレー、生バンドのディスコ、刺激的な Jazzのライブハウス、またあちこちのレストランでソンの生演奏を聴くことが出来ます。また、手頃で美味しいレストランが揃っている事においてキューバ国内では群を抜いているかと思います。
またバラデロで知り合ったファミリー(マタンサス州コロン市に住む)の話によると「グァマ」海岸はバラデロよりさらに美しいそうです。興味をそそられます。
サンチアゴ・デ・クーバで気になったグループをあげてみましょう。
「バレッ・フォルクロリコ・デ・オリエンテ」・・・前回は聴く機会がなかったのですが、今回グループのパーカッショニスト、エミリオ・ロドリゲス氏と親しくなりサンチアゴにいる間は毎日のようにセッションを重ねました。人々の話では「クトゥンバ」と共に当地を代表する伝統音楽集団との事でした。
「Banda XL」・・・ここはハバナか、と見まごう華麗なティンバサウンド。サンチアゴのバンドでドラムを見たのはここと、あとは「オルケスタ・グルーポ・チェピン」だけでした。
「ルンバチェ」・・・純粋にルンバのみを演奏するグループ。ロス・ムニェキートス・デ・マタンサスと血縁関係があるそうです。一緒に演奏もさせていただきました。
「セプテート・サンチアゲロ」・・・今回数多く見たソンを演奏するグループの中でも抜きんでたサウンドを聴かせていただきました。トランペットと解け合う男性コーラスが絶品。もちろんノリも。
素晴らしいグループ目白押しの中で、以上の4つは特に印象に残りました。しかし他にもトゥンバ・フランセサの家で聴いた純粋なトゥンバ・フランセサ、サンチアゴ最終日に街へ繰り出したカーニバルの列(流血の事態も!)、つい名前を聞きそびれ続けている素晴らしいバタのグループの演奏(メンバーとセッションも度々しているのに)、いつもお世話になっているキューバ最古のFOCO、カラバリのリズムetc...と素晴らしい音楽には枚挙にいとまがありません。
ハバナではもう何回目かになりますが、ハメル通りのルンバやヨルバ・アンダボ、チャランガ・フォエバーなどの演奏を聴くことが出来ました。
バハマの首都ナッソーでは当地のカーニバルのパレード「ジャンカヌー」を見る事が出来ました。6月は毎土曜日午後にパレードが走ります。後は年末年始の数日だけみたいです(こちらは本当のお祭り)。また今年はバハマ独立30周年にあたるためか、独立記念日当日(7月10日)にパレードが走ると、現地の情報誌に載ってました。
ジャンカヌーは打楽器とブラスバンドによって演奏されます。ホイッスルの多用、中に打ち鳴らすための「ベロ」のついたカウベルを振って16ビートを刻む、また3連ぽく訛るベースドラム、に特徴があり、相当にファンキーなビートでした。衣装もファンキーです。
また今回、非常に残念なことにピアニスト、ヘスス・ルバルカバ氏が他界されていた事を知りました。4月21日。特別に仲の良い友人でした。よく冗談を言い合っていた事を思い出します。ニューアルバム録音後突然に、だったそうです。まだ48歳でした。氏のご冥福をお祈り申し上げます。
それからアトランタは悪い街ではありませんでした。会う人会う人、とても親切で。アトランタの人がいかに親切だったか、一例を挙げましょう。私がインターネットで予約したホテル、ウェブ上の地図で示したあった所在地が間違っており(皆さん気を付けて下さい)、ウェブリンク先地図上のホテル所在地と実際の位置とが高速を車で走って30分くらい離れているというアクシデントがありましたが、地図上の所在地で近くの人に訪ねたら、なんとその人は私たちをホテルまで車を走らせて連れていってくれました。なかなかありえないことです。
音楽とは全然関係ありませんが、途中立ち寄った夕暮れ時のバラデロ海岸で見た、イルカが群れをなして弧を描き泳ぐ様は幻想的でした。
また、飛行機の接続の問題で仕方なく寄った(笑)ナッソーで潜り(例により素潜り)、たくさんの魚を見ました。ケーブルビーチというところです。珊瑚は少なかったです。またサンチアゴのシボネイ海岸へも半日だけ立ち寄りました。こちらも魚が多く、しかし、珊瑚は少な目でした。カリブ最大面積を誇る大リゾート地、バラデロは遠浅砂浜海岸で、ただ泳ぐには良いところですが、魚はとても少ない感じです。一日ツアーで沖の方の島に渡ればすごいのでしょうけれど。しかしバラデロの閑静なことは他のカリブリゾートとは比べられません。そして街は静かですが、求めれば大規模なキャバレー、生バンドのディスコ、刺激的な Jazzのライブハウス、またあちこちのレストランでソンの生演奏を聴くことが出来ます。また、手頃で美味しいレストランが揃っている事においてキューバ国内では群を抜いているかと思います。
またバラデロで知り合ったファミリー(マタンサス州コロン市に住む)の話によると「グァマ」海岸はバラデロよりさらに美しいそうです。興味をそそられます。
藤田浩司-koji fujita-
DrumStudio LA FIESTA