ロサンゼルスで車が無いということは、すなわち身動きが取れないということに等しいと言えます。
今日はロサンゼルス国際空港(LAX)まで行ってきました。しかもバスを使ってです。こちらでの生活は長いですが、バスに乗った経験は過去に2，3度しかありません。
ぼくが住んでいるところから空港までだと、車で30分で行くことが可能です。ここから空港まで直接乗り入れているバスはなく、一旦ダウンタウンで乗り換えなければなりません。しかもこちらのバス停には、日本のように時刻表があるわけでもなく、いつくるかわからないバスをひたすら待つことになります。
ダウンタウンにはユニオンステーションという、ロサンゼルスで一番大きな駅があります。東京の東京駅のようなものです。ここからはバス以外にも電車が通っています。
(ユニオンステーションの外観)
(駅の中はこんな感じ)
ユニオンステーションに着き、次の乗り継ぎバスのチケットを買っていると、なんとタイミングよく空港行きのバスが入ってきました。すぐさま、そのバスに乗り空港へ。空港に着いて時間を確認すると、出発してから50分しか経過していませんでした。
ところで最近の原油高の煽りを食って、ガソリンの値段が以前の3倍以上に高騰しています。昔は1ガロン(=3.8㍑くらい)1ドルで買えたのですが、今や1ガロンあたり3.5ドルもします。
(ガソリン高すぎ！）
1㍑あたりに換算すると100円くらいなので、まだ日本よりは安いですが、ロサンゼルスは公共交通機関が整備されていませんので、車での移動が必須です。ですからこのガソリン代の値上がりは家計に直接的大打撃を与えています。
そのためか、最近はハイブリッド車が人気があり、特にトヨタのプリウスは需要が供給に追いついていないそうです。
また極力バスや電車を使って通勤する人も増えています。特に電車は渋滞がないですし、ガソリン代よりも断然安く上がりますので、利用者は以前と比べ相当増えているそうです。
ところで今日バスに乗ってみて思ったことがあります。それは、「意外と移動は楽だ」ということです。もちろん制限はありますが、うまく利用すれば結構便利なのかもしれません。
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