京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

日記より 「心に袈裟をまとわない者」

2024-03-15 13:30:51 | 俳句
日記より「心に袈裟をまとわない者」
             金澤ひろあき
2024年3月14日5時頃。神泉苑にお詣りした。
 ご本尊や龍神を拝んでいると、坊主がぴったり付きまとってくる。弁財天を拝んだ後、その坊主が突然甲高い声で、「二度とここに立ち入るな」と叫んだ。
 それはどういうことだと問い質したところ、「怪しい振る舞いがある」と坊主が言う。
 何が怪しいのかときくと、「賽銭箱を覗いた」と坊主が言う。
 「ということは、拝んでいる人を窃盗犯呼ばわりすることだな」と問い詰め確認し、その坊主の名前を聞いた。すると早口で「鳥越ナントカ。副住職」という。信仰している人を犯罪者呼ばわりすることを放置できないので、逃げ腰気味の副住職を止め、私自身身分を明かし、住職に会見を申し入れた。
 住職立会いの下、副住職に重ねて問い質した。まず、私が窃盗をしたというが、根拠はあるのかと問い質すと、「ない」と答えた。根拠もなく犯罪者呼ばわりしたことに謝罪を求めたが、抵抗する様子。副住職は奥の間に逃げたのを、「話は終わっていない」と呼び戻さなければならなかった。
 言い訳のように、私が拝礼し頭を下げたことを、「賽銭箱を覗いた、怪しい」というばかり。
 では、盗んだという事実はあるのかと問い質すと、「ない」という。それでは警察立ち合いのもと、事実関係を明らかにしようと提案すると、また屁理屈で抵抗した。
 しまいには「あなたが賽銭箱に賽銭を入れたのを見たことがない」ということを言い訳にする。賽銭箱に賽銭を入れないと、窃盗になるのかな。
 最後に副住職はふてくされた目をして口先では謝罪した。反省の色が見えない。
 従って、今後このようなことを起こさないため、謝罪文を求めたが、また抵抗した。
 参拝する人に法を説きもせず、参拝者が賽銭を入れているかばかり観察しているようだ。
 外見は袈裟をつけているが、心に袈裟をまとっていないらしい。
  春一番坊主に説教つかまつる ひろあき
  起請文詫び状書かぬ坊主かな
※強く注意したので、もうこのようなことはないと願いますが、観光の方などお気をつけください。しかし、このような僧侶の愚行は、どこに申し上げれば解決するのでしょうか。やはり警察ですかね。ご存じであればお知らせくださるとありがたいです。