あのうの幸せトンボ

日々の何気ない出来ごとを、思いつくままに……。

読書

2012-04-03 22:33:31 | 日記
今日は久しぶりに本を1冊読んだ。
それは「認知症介護に行き詰まる前に読む本」多賀洋子著。

著者は、同じ文章教室で以前ご一緒した方である。
しかし、席も離れていたので直にお話ししたことはなかった。
京都大学出身でご主人も京都大学の教授だった。
そのご主人が認知症を患われ、その介護の様子や
愛情を込めて、ご主人との日々が書いてある。
物静かな様子からは、そんなご苦労があったとは
とても想像できないが、ご主人との日常が赤裸々に
記されており、読む者の胸を打つ。
もし、私が多賀さんの立場だったらどうするだろう?
多分、後悔ばかりの介護になっていたかも…。
多賀さんのご主人は、本を出版してからまもなく
亡くなられたそうだが、認知症を患っていても
奥さんからの「人生で一番よかったことは?」
の問いに「あんたと結婚したこと」と…。

この本を読みながら私も筆者と同じように喜んだり悲しんだり…。

なかなか読む暇がなかったが、やっと読むことが出来て
本当によかったと思う。





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