あのうの幸せトンボ

日々の何気ない出来ごとを、思いつくままに……。

親鸞

2015-04-26 22:30:01 | 日記
先日、津市の浄土真宗高田派の高田本山専修寺で17年に一度の「一光三尊仏のご開扉」の法要があり、お参りをした。

わが家も門徒でありながら、浄土真宗については学生時代に授業で学んだ表面的な事しか知らない自分であるのに気づかされた。
丁度、県立博物館で今、高田本山専修寺の「一光三尊仏のご開扉」法要に合わせて親鸞に関係した展示や講演が開催されている。
それではと講演を申し込み、聞きに行った。
講師の先生の話は私の色々な疑問をよりはっきりしたものにしてくれた。

「浄土真宗とはなんぞや、どのような教えなのか?」
図書館で親鸞や歎異抄についての本を借りて今、読んでいる。
なかなか難しくて、この単純な頭で理解するには何度でも読む必要があると分かった。

「すぐには分からないと言う事が、分かった」とはすごい進歩ではないか!そう、自分を慰めることにした。








俳句とトトちゃん

2015-04-18 23:32:20 | 日記
昨日は月1回の俳句講座。

投句の日が近くなってくると、眠っている俳句用の脳を呼び起こさねばと桜の下を歩いたり公園を歩いたりと作句に忙しい。
俳句の先生をしている人にこの現状を言えば、1週間まえを締切だと思って作りそれからはじっくりと推敲をしなきゃ、とご教示戴いた。
「なるほど」と思ったが、それが出来れば松尾芭蕉もビックリの俳人になっているかも?と思う。
しかし、この性格からしてとても無理だと悟る。
かくして、いつものように時間ギリギリに教室に到着して、出来立てホヤホヤの俳句を提出。
まぁ、入選に選んで貰った句があったから良いかと一人納得する。

今月の俳句講座は終わったから、しばらく俳句用の脳はお休み。
来月また再開するとしよう!と開放感でいっぱい (^^)/

話変わって…
今日、夕飯を食べていてテレビを見たりしてトトの事を忘れていた。
フト気が付いたら、トトちゃんの姿が見えない。
それまでいたずらをしたりして、一人遊びをしていたので安心していたのに…。

主人の「トトがいない」の一言で、すぐさま食事は中断。
二人で家中を探すことに。裏口のドアは閉まっているから家の中にいるに違いない。
「トトちゃん」と呼びながらトイレをあけてみたり、机の下を覗いたり、風呂場を見たり。
入るはずのないソファの下を見たりで、二人してトト探しに必死。
もう一度「トト!」と呼べばどこかで「ワン」と鳴き声がー。
どこかと襖をバタバタと開けてみれば、奥座敷から出てきた。
主人の後をついて奥座敷へ行ったらしい。トトが後をついて来ていると気が付かないまま襖を閉めてしまい、トトちゃんは閉めこまれた事を幸いに仏壇の数珠で遊んでいたのだ。

無事、発見したことに胸をなでおろしたが、改めてトトの存在の大きさに気づいた。
まだ2か月前に来たばかりなのに、もうなくてはならない家族なのだ。
この小さなトトに振り回されながら、しかし居なくてはならないものとしてこれからの人生を共に歩んで行くのだとつくづく思ったのでありました。

やっぱり、トトちゃん命 なのであります。








やれやれ

2015-04-09 22:33:39 | 日記
今日は文章教室の日。
昨日、ようやく課題文章を書き上げたので、その出来立てホヤホヤを持って行きました。
参加することに意義があり、出来栄えはまあまあでよろしいと勝手に思っているのでとにかく提出出来たからしばらくは開放感でいっぱい。

提出日は以前から分かっているのに、直前にならないとエンジンがかからないのは持って生まれた性格からか?
そういえば学生時代は、遅刻ギリギリに教室へ駆け込んでいた。社会人になってもそれは直らなくて朝の出勤は時計と睨めっこをしながら車のアクセルを踏んだものだった。
ヒヤッとする場面は何度もあったが、ウン十年の会社員時代に事故を起こさなかったのは私の運転技術が優れていたのかーと思える気楽な性格。これも遺伝のなせるワザ?

「まぁ、とにかく頑張りすぎないように気楽に人生を!」と、日々精進をしています。


先日は車で15分のところにある高田本山専修寺で17年に一度の「一光三尊仏のご開扉」の法要が営まれ、記念講演があったので私も行って来ました。
有名な講師の方が毎日来られていましたが、私は川村妙慶さんの講演を聞いてきました。
元アナウンサーだったとのことで話も上手で午後の眠い時間であったのにも関わらず居眠りをすることもなく1時間半の講演を聞きました。
講演が終われば「ええ話やったな」と連れと喋り、そのとたんに聞いたことは右から左へと頭の中を通過して行くのであります。
でも、私をして親鸞聖人の教えを勉強してみようかなと思わしめたのは、妙慶さんの力でしような。



トトちゃんで~す (^_-)-☆


トトちゃん 命

2015-04-01 22:08:36 | 日記
先日、トトちゃんのシャンプーにペットサロンへ連れて行った。

そこはペット医院と併設のまだ開院して間もない新しいきれいなところ。
トトを買った時に加入したペット保険が使える医院なので自宅から近いし何かあったときに医者に診てもらえるしーと思い初めて連れて行った。

健康診断をしてからと言う事なので若い医者に診てもらい、シャンプー日を予約して帰り、改めて先日、約束の朝9時に連れて行った。
「何時に迎えに来たらいいですか?」の問いに
「夕方6時に来てください」
「えっ そんなに長く?」びっくりする私に
「他にも予約が入っていますから」と言う。
6時きっかりに迎えに行った私にシャンプーしてもらってフワフワになったトトちゃんが出てきた。
しかし少し元気がない。まぁ長い時間、知らないところにいたのだから疲れたのだろうと思いながら帰ってきた。
その夜はぼちぼちとドッグフードを食べたが、翌朝は全然見向きもしない。
新しい餌なら食べるかしら、と買ってあったフードの袋を開けて与えても食べない。
ミルクなら飲むかしら、とペット用ミルクを与えてもダメ。
「トトちゃん、どうしたの、お願いだから食べて!」と頼んでも口を開けようともしない。

だんだんと私の胸に暗雲がたちこめる。
まだ子供で体力がないのに…、もし、トトちゃんの身に何かあったら大変!
もう少し様子を見ようか、という思いと大変なことになったらそれこそ大変という思いが交叉して、意を決して医者に診てもらうことに。
昨日車で帰った道をまたトトちゃんを連れて走る。
午後から用事があったので受付で「急ぎますので早く診てほしいのですが」と言えばしばらくして、学校を出たばかりですといった感じの若い医者が診てくれた。
「食事を食べないのですか? そしたら点滴をしましょう」と言う。
「朝1回食べないだけで点滴ですか?」と思わず言ってしまった。
「あっ、それでしたら注射にします」
「何の注射ですか?」
「胃腸の働きを良くする注射です」
トトちゃんは何もわからずに診察台で震えている。
飲み薬は断り、注射だけしてもらって帰ってきた。

注射が効いたのか、いや何もせずともお腹がすいて食べたのかも知れないがその夜から食べだした。
長時間知らないところに置かれてシャンプーされ、トトちゃんにとっては大変なストレスだったのだろう。
元気になっておもちゃを噛んでいるトトを抱きしめて「トトちゃん、もうあそこは行かないからごめんしてな」と心から謝ったのであります。

いつの間にか「トトちゃん 命」になっておりました。