あのうの幸せトンボ

日々の何気ない出来ごとを、思いつくままに……。

ドラミちゃん

2016-06-30 22:33:33 | 日記
わが家のドラミは現在13歳。最近、猫の毛皮を被った人間ではないかと、思う程頭がよくなってきた。
飼い主の頭が後退してきたので私が頑張らねばーと思ってくれたのだろうか?

言葉を喋れないだけで、私との会話は「にやぁっ、にやぁー」など、鳴き声の長短それに高低でもって成立しているのである。
私の言う事にちゃんとしかるべきところで返事はしてくれるし、言う事も聞いてくれる。
13年も生きているとだんだんと人間社会に溶け込んで言葉も覚えるらしい。

子猫のチビとミケを私が拾ったのがどうも気に入らなくて、私のいないところでいじめるらしい。つまりはやきもちを焼いているのだ。
ミケとチビに餌をやって「チビちゃんもミケちゃんも大事な子」と言いながら交互に抱き上げて十分相手になって小屋から出てくると、いつ来たのか、すぐ外でドラミが「聞いていましたけど」と言いたそうな顔をして寝そべってこちらを見ている。
そんな時はすぐに「ドラちゃんは1番大事な子」と抱き上げて喉を撫でてやることにしている。そうすると機嫌が直るのである。
なかなか、飼い主の私としては気をつかうところではある。

私が家にいるときは、尾行されているかと思うほど後をつけて来る。
散歩のときは途中までついて来て、私が遠くまで行くと思えばそこで座って待っている。
とにかく私にべったり。寝るときも私のベットの真ん中で寝て私が端で落ちないかと心配しながら寝ている状態。
こんな状態なので、柴犬の竹千代が死んで間がない故、もしドラちゃんが死んだらどうしょう…とつい思ってしまう。

ペットはまだ犬猫合わせて3匹居るものの、ドラちゃんほど親しい間柄ではない。
これは1日でも長生きをしてもらわねばーとにわかに思い立ち、餌も猫缶もワンランク上に昇格させることにした。
今までは、チビとミケと同じものを与えていたがドラちゃんだけ小袋入りのちょっと贅沢品を買ってきた。

これを食べてドラちゃんの寿命が伸びますように…と、願っている親ばかならぬ猫ばかの私なのである。

そこで迷句を1句

  真ん中を猫に取られし夏蒲団





祇園さん

2016-06-26 21:11:32 | 日記
毎年、7月14日は近くの神社で「祇園さん」と言われるお祭りがあります。

地元の人たちは長い階段を上って神社へお参りをし、小豆の入った麦飯のようなものを1包づつもらって帰ります。
それを食べると夏バテをせずに元気で暮らせるとの言い伝えがあり、若いころはお参りに来れない祖父や祖母の分までもらって帰ったものでした。
今では自分たちが孫から見たら祖父祖母になり、もらって帰る留守番もいないありさまでー、強いて言うならば留守を守ってくれているのは4匹のペットたちですが、人間は私ども夫婦だけになったのであります。
大家族へ嫁いだ若いころからは想像もできないことが、今、起きているのでございます。

その「祇園さん」に合わせてカラオケ大会をしないか?と、この私に言ってきたのは当時、月1回開催のカラオケ愛好会の世話人をしていた男性のTさん。
なにしろ16年前のことなので、二つ返事で引き受けたのかどうかは定かではありませんが、とにかく引き受けて毎年途切れることもなく開催をしております。

先日、例のTさんから電話があり、「もう、そろそろやなぁ」
私「そうやなぁ、そろそろやなぁ」で話が通じ、カラオケ大会を今年もを開催することに。
それからは、気の早い二人のこと。
例年の如く、手分けして会場確保、寄付金集め、出場者募集、参加賞の買い物と着々と進み、出場順も私の独断と偏見で決めて昨夜パソコンでプログラムを作成し、今日、印刷してホッチキスで綴じて完成。
後は、プログラムの配布をTさんに頼んで7月14日の本番を待つのみ。

しかし、このカラオケ大会を、どちらからも止めようとも言いださず、今年で第16回目を迎えることになりました。
カラオケ大会を開催するに当たって、例年Tさんと打ち合わせで一緒にいる時間が長いのに、浮いた噂も立たず、従ってどこからも煙も立たず誠におもしろくもない関係なのであります。
だから長く続いているのだと思いますが…。


来年の今頃も、煙も立たない関係の2人でこの「カラオケ大会」の準備にいそしんでいるのでしょうか (^_^)/

失せ物現れる

2016-06-20 22:18:38 | 日記
失くしたと思っていた電子辞書が出てまいりました。

もう1か月以上前になりましょうか、各講座ごとにある数個のバックをさかさまにして中身を全部出し、中袋にも手を入れてまさぐりましても顔を出さなかった電子辞書が、昨日2階のマイルームの椅子のクッションの下からチラッと顔を出しているのを発見したのであります。

今更、どうしてーと言ったところです。
思い出そうとひたすら瞑想に耽るも何も浮かばず、これはいよいよトシかしら…と諦め、誰にも言わず、唯ひたすらに探し回ったあの日々。

もしかしたら車の中に落ちているのかも…と思い、おおきなお尻を車から出し上半身を社内へ入れてシートの下を探したあの日々。
机の向こう側へ落としたのかしらと懐中電灯で照らして以前失くしたものを発見するも、肝心の電子辞書は無く「あぁ、これはきっとどこかへ落としたのに違いないー」と諦めたあの日々。
もう、これは買うしかないかと、思い立ったら行動の早いわたくしのこと、すぐにパソコンの前へ座ったのであります。
中古になっている物を失くしたのだから買うのも中古でいいわ、といみじくも思い、早速オークションで電子辞書を落札したのでございます。

その結果、同じような電子辞書が手元にふたつ。
一つは講座用バックへ入れたものの、後の一つはどないしょう。
そうだ、分からないことをすぐに調べられるように、いつも持ち歩いているカバンへでも入れようかーと言う結論に落ち着いたのでございますがー。

しばらく家出をしても困らないようにと、ありとあらゆるものが入り持つのに重くて腕が痛いカバンにまたお仲間が増え、これは振り分け荷物にして弥次喜多道中よろしく担いで歩かなきゃならんかしら…と思う日々。

無くても困るし、ありすぎても困るものーーそれは、なーんだ?


今回は電子辞書でございました !(^^)!

では、またね (^_^)/


別れ

2016-06-06 22:08:56 | 日記
実は、わが家の愛犬「竹千代」が昨日亡くなりました。

もう少しで15歳になるところでした。
柴犬の平均寿命は15歳前後というから、天寿をまっとうしたんだと思うことにします。
最後には認知症になって、大きな声で吠えたので隣近所から苦情がこないかと心配したり、長く吠えささないように吠えるたびに散歩に連れて行ったりと、竹ちゃんのおかげで足腰が鍛えられました。

居なくなってしまった今、犬小屋を見ると中で竹ちゃんが座っているような気がして、覗き込んでしまいそうになります。
15年前、わが家へ竹千代が来た時のことを思い出したり、あの時は次女が独身で二人で竹千代を引き取りに行ったことや、その次女が今では小学生2人の「お母さん」になっていることなどなど、あの時はわたしも若くてスマートだったんだと、膨張を続ける腹をなでながら懐かしんでいます。

幸いなことにわが家にはまだペットが4匹残っています。
竹千代を亡くした寂しさはありますが、他の4匹に癒されてペットロスにはならない予定です。
もうこれからはペットも家族も引き算に入っていきます。
何年か後にはわが家も「そして、誰もいなくなった…」と言うことになるのでしょうかー。


ペットが先か、人間が先か? うさぎと亀の競争ではありませぬがー。


結果は神のみぞ知るところでありましょう、 なっ!