あのうの幸せトンボ

日々の何気ない出来ごとを、思いつくままに……。

これも 縁 ♪

2012-04-30 12:52:28 | 日記
先日伊勢志摩へ行ってきた。
メンバーは前回と同じ、年齢の合計が230歳の3人組。
どうして娘のような私が一緒に行くことになったのか?
自分でも不思議な感がする。
1年前まではお互いに話したこともなかったのに…。

ふとしたことから
「パソコンを教えて」と人を介して頼まれ、お宅へ伺うようになって1年。
一人暮らしなので、その間、入院、退院とお世話をしているうちに
旅行まで、同行することになってしまった。
もう一人のお友達の方は現役時代、大病院の看護婦長をされていた方。
この方とはまだ半年にもならない。でも、いい人でウマが合う。
これを「縁」と言うのだろうか?。

私の車で「伊勢志摩ロイヤルホテル」へ。
途中、二見で食事。その後一路ホテルへと。
1日目は雨だった為、パールロードは霧で前方が見えない個所があり、
もし、ここで転落すれば「老女3人組~」なんて記事に書かれるのか…なんて
思いながらもお喋りに花を咲かせている2人に相槌をうちながらの運転。

事故もなく自分の運転技術の確かさに満足しつつ到着。
食事は海の幸を堪能し、私だけが冷酒を飲んで満足々々。
今夜は家へ帰らなくてもいいと思うと解放感でいっぱい。
尽きることのないお喋りに花を咲かせて話題が絶えない。
女はいくつになっても話題が豊富。
政治経済(?)から老後(?)のことまで…。
そばに居て、日々勉強であるとつくづく思うのでありました。

帰宅して、海外に住んで居られるご子息に写真付きメールで報告。
百聞は一見にしかず…お母様の元気な姿をみて安心されるように~と。
まだまだ行きたい所のある二人と共に
この旅行、当分続きそうである。


光陰矢のごとし…

2012-04-24 22:55:23 | 日記
ふとしたご縁からその方のブログを読むようになった。
最近、高齢のお母様を亡くされたことを知った。
今は、遺品を片づけていると…。

それを読んで、わが家の片付けねばならない物の多さに
気の遠くなる思いがする。
田舎家なので蔵とか物置などに使わない道具や食器類、
それに昔からの様々な物。とても手がつけられない。
せめて自分の物だけでも使わないものなどは処分しようと思った。
でも、嫁入り時に持ってきた着物など、これからも着ることはないと
思うが、亡き母が作ってくれたことを思うと捨てられない。
「断舎利」のむつかしさを思う。

結局、処分できるのは太ったが故にはけなくなったジーパンとかスカート、
それに仕舞いこんである着なくなった服、身の回りの使わないもの、etc。
ついでに私の脂肪も処分したいところだが…。
でも、これができれば友人たちの羨望の眼(まなこ)に耐えねばならないことを思うと
今のままがいいのかと、独り納得する。

光陰矢のごとし…美人薄命…
あぁ、急がねば…。


老いる

2012-04-20 23:29:54 | 日記
今日は久しぶりに、はじめちゃん(犬)のお洗濯をした。
ご主人さまには、なされるままにじっとガマンの子で
最後のドライヤーが終わればフサフサの可愛い子になった。
いつまでも若いと思っていたら、4月4日に10歳になったらしい。
と言うのは娘から聞いたのである。
人間さまの誕生日も忘れがちなのにペットの誕生日なんて…、
と思ったが、他の犬1匹猫2匹の年齢を数えてみると皆、1歳か2歳違い。
そうすると15歳まで生きるとして、これから5~7年の間に
この子たちを送らねばならないのか…。
考えたくもないが、現実はそうなのである。

犬、猫は成長が早い。その分老いるのも早いのである。
そんな先の事など考えずに可愛い可愛いで飼ってきたが
ふと立ち止まってみると避けられない現実が見えてくる。
まぁその時はその時の事にして
1日でも長く共に居られるように…と願う。

「全部亡くなってしまったら、可愛い室内犬でも飼ったら?」
と娘が言う。
「…後はなんとかするから…」ともー。

そんな心配をかける歳に私もなったのかと
つくづくと自分の現実にも目を向けさせられた日であった。








ご無沙汰!

2012-04-14 21:57:55 | 日記
いつも時間に追われて生活しているのに
最近は特に忙しく、しばらくはブログにもご無沙汰状態でした。

今日、久しぶりにブログを開けました。
私がひそかに尊敬しております方のブログを読んでビックリ。
その方のお母様が亡くなられたと書いてありました。
ご高齢のお母様が施設に入られていることは知っておりましたが…。
いつかは来る別れ。それも突然に…。
ある程度心の準備はされていたと思いますが…。

お母様のご冥福を祈るばかりです。

私の母は17年前に心不全で亡くなりました。
実家から母が亡くなったと電話あり、突然だったので
何と思って車を走らせたかー。
まだ少し温かさが残っていた母に会えて涙があふれ出た事を覚えています。
その後、姑が9年前に他界。
その時は介護保険が出来た頃でしたので、ヘルパーさんの助けも借りながら
会社を辞めることなく介護できました。

今、夫との二人暮らしになって、老いに向かって走っている現実を思うと、
お互いが元気な期間を少しでも長く…と願っています。


1に元気、2に元気、お呼びが来るまで元気でね!

読書

2012-04-03 22:33:31 | 日記
今日は久しぶりに本を1冊読んだ。
それは「認知症介護に行き詰まる前に読む本」多賀洋子著。

著者は、同じ文章教室で以前ご一緒した方である。
しかし、席も離れていたので直にお話ししたことはなかった。
京都大学出身でご主人も京都大学の教授だった。
そのご主人が認知症を患われ、その介護の様子や
愛情を込めて、ご主人との日々が書いてある。
物静かな様子からは、そんなご苦労があったとは
とても想像できないが、ご主人との日常が赤裸々に
記されており、読む者の胸を打つ。
もし、私が多賀さんの立場だったらどうするだろう?
多分、後悔ばかりの介護になっていたかも…。
多賀さんのご主人は、本を出版してからまもなく
亡くなられたそうだが、認知症を患っていても
奥さんからの「人生で一番よかったことは?」
の問いに「あんたと結婚したこと」と…。

この本を読みながら私も筆者と同じように喜んだり悲しんだり…。

なかなか読む暇がなかったが、やっと読むことが出来て
本当によかったと思う。