あのうの幸せトンボ

日々の何気ない出来ごとを、思いつくままに……。

亀さん

2014-09-23 21:20:33 | 日記
昨日、ウオーキングをしていたら藪から15センチほどの亀が農道へ出てきた。

私と遭遇して首を少し出して留まっている。
「人間に出会ってしまった。どないしょう」と言っているよう。
逃げることもできず、戻ることもできず「困った。困った」と思案顔の様子。
2メートル程の道幅を横断すれば2メートル下には溝川がある。
多分、溝川へ行く途中だったのだ。

子供の頃は、田んぼや溝川に30センチもあるような大きな亀がいて、捕まえてきて甲羅を紐で絡げて遊んでは川へ逃がしてやった記憶がある。
最近では亀を見かけることもなくなっていた。懐かしくて手で掴んで持ち上げて顔を見たら、甲羅の中へすっ込んでしまい、出てるのは鼻の穴だけ。
「川へ行きたいんやろ?入れてやるでな」と鼻の穴に言って、道から溝川へそぉーと落とした。
しかし、うまくいかないもので、まっすぐに落としたつもりが逆さに落ちてしまい腹が上をむいている。
自力でひっくり返るだろうと思ったが、心配になって甲羅を上にしてやることにした。
しかし、溝川は2メートル下。川までの斜面には草が生えていて足がすべれば川へ落ちて泥だらけになるのは必然。
でも昨日は登山靴をはいていたので、うまく斜面を下りて亀を置きなおすことに成功した。
こんな田んぼの中では竜宮城ではないが行きたかった場所へ元気に行ってこいよと亀さんに言って別れたのでありました。
今日も昨日の所を通り川を覗きこんでみたが案の定、亀の姿はなく今頃はどこにいるのであろうか親切なおばさんの事を友達に話しているのかしら…なんてちょっぴり想像したりしてー。
それとも、「行きたかったのは川と違ったのに勝手に川へ入れられて出るのに難儀したわ」と友達に言っているかも…。


近所のお年寄りが旅行用に大事にしまってあった革靴を履いて旅行にきたら、歩いているうちに靴の片方のかかとがゴムの劣化ではずれて落ち、ぴょんこぴよんこと歩いていてその姿がおかしかったが、気の毒で笑うに笑えなかった、という話を友人から聞いたのを思い出した。
昔はよく履いた登山靴も最近はすっかりご無沙汰。この調子だとお年寄りの革靴の二の舞になってしまうわと思い、昨日から散歩に履くことにしたのだった。
斜面を下りれば運動靴だったら汚れていたと思うがさすが「登山靴」、底が少し汚れただけで済んだ。
やはり「餅は餅や」である。

登山靴に限らず今は使わないものがたくさんある。一度調べなくてはと思った。
使えるものは使って物の命を無駄にしないようにしなくてはー。
でも、痩せたあかつきには着れると思う衣類…希望を持って大切にしまっておかねば、と思う私でありました。



彼岸花

2014-09-10 20:31:21 | 日記
今朝、ウオーキングをしておりましたら彼岸花を一つ見つけました。

ホントに「可憐な」と言う言葉がぴったりの細い茎に小さな花が1個咲いておりました。
いつもなら今頃は残暑が厳しい頃で、彼岸花はもう少し先でお目にかかるものなのですが今年は天候が不順で、例年とやはり違うんですね。
それで、余程あわて者の彼岸花なのか?それとも「ちょっくら、地上の様子を見てくるわ」と偵察隊の一員が顔を出したというわけなのでしょうか?

しばらくすると偵察隊の報告によって本隊が「よし、それなら咲こうか」てな調子で次から次へと顔を出し、あぜ道や堤防が紅い絨毯を敷き詰めるように深紅で染まるのであります。
彼岸花は、満開の頃は誠に綺麗な風景を見せてくれるのですが、咲き切った後がいけません。
桜なら咲き切れば風に散り「桜吹雪」と言われるほど潔い散り際を見せてくれるのですが、この花は人間の「老醜」を見ているよう。
あれほど美しかった花も焦げ茶色に枯れて垂れ、朽ちていくのであります。
人間もそれにしかり。若い時に美しい人ほど老いたときのギャップが大きいと言うものなのでしょうか?自分はギャップが大きいのか小さいのか?
でも近頃は歳を重ねてもいつまでも美しい人もお見えになる時勢ゆえ、1+1=2ではないのであります。


友人たちと「エアロビ」後にはいつも近くの温泉で汗を流しながら、姦しく美女会談(?)をしております。
本日も温泉へいつものメンバーで行きました。
体育館の近くにあるその温泉は塩分を含んでおり太古の昔、この地は海であったとのことで海が何らかの要因で陸となり、地中深く掘り下げた地層から塩分を含んだ温泉を掘り当てたとのことであります。

友人のKさんのお姉さんが50代半ばで病気で急死され、息子さんも事故で亡くなられたとのことを聞き、「ホントに人生、いつ何が起きるか分からへんなぁ、今を楽しまなあかんなぁ」と皆の意見が一致したのであります。

確かなのは「今」のこの時間だけなのだと、改めて思いました。

では、さようなら (^O^)/





もう秋?

2014-09-03 16:06:43 | 日記
月日は容赦なく過ぎ、もう秋となりました。

早朝ウオーキングで田んぼ道を歩くと、稲刈りの済んだ田に2、3羽の白鷺が首を真っすぐに伸ばして真白い姿で佇んでおります。
あの純白の体はどうして汚れないんだろうと、つい余計なことを考えてしまいます。

「♪わたしバカよね!おバカさんよね~」とわが身を振り返り、つい唄ってしまいたくなる事をやらかして落ち込んでいます私めに、白鷺の白はなんと美しいことか…。
単細胞の頭はそのままでいけば平和なのに、偶に柄にもなく考えこむとロクなことはありません。
わが辞書にも「デリケート」という言葉はあったんだと再認識する事態をむかえています。

先日は京都の「伏見稲荷」へ日帰りバス旅行で行ってまいりました。
一人参加で申し込みましたら、同年代の女性も一人参加で相席となり、すぐに仲良くなるのが私の特技。二人で楽しい旅行をしてまいりました。
お互い、旅行可能年齢中に機会があればチャンスを逃さずに旅に出ようと意気投合し、また、次回も一緒に行こうと携帯番号を交換して別れました。
「旅は道連れ」を実感した良き日でした。

わが町の「文化祭」が11月初旬にあります。
実行委員の一員でもあります私は、これからは準備に忙しくなります。
いつまでも落ち込んではいられません。もとの単細胞に戻り、こぴっと頑張らねばと思っているところです。

でも、その前に文章教室の課題文章を書かねばと…、また落ち込みそうなワタシです。

では、ごきげんよう(^O^)/