あのうの幸せトンボ

日々の何気ない出来ごとを、思いつくままに……。

叔母さん

2012-11-30 23:06:22 | 日記
今日、叔母さんの葬式に参列した。
姑の妹で89歳だった。

4人姉妹の長女でしっかり者だった姑とは違い、
おっとりしてやさしい人だった。
姉妹の中で一番の長生きだった。

旅館へ嫁ぎ、夫婦仲も良く息子や嫁にも恵まれて
「幸せな人生だった」と息子さんが挨拶されたが
本当にその通りだったと思う。
わが家へ来ても穏やかで、新米嫁の私にも優しく
接してくれた思い出がある。

誰にでも「そうや、そうや」と合わせていたから、
家族からも大切にされたのだと思う。
叔母さんの生き方を見て大切にされ、幸せな一生を
送れるかどうかは、自身の生き方も大いに関係があるのだと
言うことがよく分かった。
なかなか叔母さんのように生きるのは難しいが
少しでも見習えたら…と思った次第。

長く寝込むこともなく天寿を全うした叔母さんに
少しでもあやかれたら…と思いながら葬儀場を
後にした私でありました。

ああ 京都

2012-11-29 23:13:16 | 日記
昨日は京都の嵐山へ行ったのであります。

地域の社会福祉協議会主催で参加者は152名。
バス3台を連ねて補助席も一部使っての民族の大移動。

前回の京都行きは私の大いなる不注意で、やむなく不参加となったので
今回は是非行かねばと前夜から準備万端整え、出発時間が7時30分なので
わが家を7時前には出なくてはと、いつもより2時間早く床についた。
しかしながら、遅寝遅起きの習慣がついているわが体は、ビックリして
急に早寝なんて出来へん、と言うことで横になっても
いつまでも寝付かれず、結局いつもの就寝時間より遅くまで
困った困った、と思いながら横になって居ったのであります。
習慣と言うのは恐ろしいものですなぁ。

でも、朝は目覚ましの音と共に起床。余裕を持って自宅を出発。
やれば出来るんだ!とすがすがしい顔で、旅の友にあいさつ。

バスに乗車して最初のうちは相席の人と世間話し。
しかし昨夜の睡眠不足を取り戻さねばと体が考えたらしく、
睡魔に取りつかれ、到着するまで「眠り姫?」となったのであります。

嵐山は今、観光シーズンの真っただ中、渡月橋も人のやま。
紅葉も美しく、別名、紅葉寺なる寺も列をつくって500円也を払って入り、
紅葉と木の根元に敷き詰められた落ち葉にも「きれいやなぁ」を連発して
庭園を一周。
庭園を歩く観光客が、500円玉が1個ずつ歩いているように見えて、
このシーズン中にこの寺の収入はどれ程あるのだろうかと、
俳句の一句も浮かばずに…ヤボなことを考えたのであります。

まずは、念願の京都へ行くことができて紅葉も堪能するくらい見ることが出来、
満足をぶら下げて帰路のバスでも「眠り姫」となって無事、ダンナさまと
ペットたちのいるわが家へと帰って来たのであります。
まずは、めでたしめでたし~ (^O^)/




わが家の猫事情

2012-11-20 20:01:43 | 日記
今まで別の場所だった猫のドラミとケビンの食事場所を
同じ場所で仲良く並んで食べるようにした。ところが……

初日は並んで食べたが、先に食べ終えたドラミが、まだ食べている
ケビンの食器へ顔を入れて食べる。ケビンはすぐ横に退き
どうぞ、と言わんばかりにそばで小さくなり坐っている。
しばらくすると、ドラミはケビンの餌を少し食べてから外へ出て行った。
ケビンはやれやれと言った様子で自分の残りの餌を食べている。

いつもならドラミは餌を残し、その残りをケビンが食べているのに
どう思ったのかケビンの分まで食べる。
「どきな、餌をよこしな!」と言っているよう。
二匹とも避妊手術がしてあるので夫婦ではないが夫婦ならば
まさに「かかあ天下」もいいところである。

それ以後、食事時間に餌をやっても、ケビンはドラミが食べ終わるまで
離れて待っている。見ていると、ケビンが可哀そうになり、
私が、心なしかケビンを大事にするのを賢いドラミは察知してか
夜など私のベットへ今まで来ていたのに、最近来なくなった。

今は犬のはじめとケビンを両脇に川の字を作って寝ているが
ドラミにも「大事な子」であると言うことを言っておかなくてはと
椅子の上で寝ているドラミに猫なで声で「あんたも、お母さんの大事な子やでな!」と
言うと「ニャン」と甘えた声で返事をする。ホントに分かっているようだ。
しゃべれないだけで、言うことのみならず心の中まで見透かされているよう。

今回は猫の事で気をもみ、「太るヒマがないわ」と言いたいところだが
現実は、さにあらず。痩せることの困難さを身をもって感じておるところでありんす。

わが家のペット達がそれぞれに喋りだしたら、孫たち以上に毎日やかましいことで
あろうな~と、一人想像して笑っているワチキで~す。(^O^)/

17回忌

2012-11-11 19:49:25 | 日記
今日は母の17回忌で実家へと行きました。
母が亡くなった事をまだ最近のように思いますのに
あれから、もうそれだけの月日が経ったのだと…。

実家の兄からの電話で「お母さんが死んだ!」と聞き、
なんと思って8キロほどの道のりを車で走ったことか…。
死因は心不全で80歳になったばかりでした。

その日、母は朝からバスで母と年の違わない仲良しの
叔母の家へ遊びに行き、お昼も御馳走になり、
帰りはタクシーで自宅へと送り込んでもらって家へ上がり、
やれやれと坐った時に心臓が止まったらしいのです。

亡くなった時は、まさかと思っていたので大変な
ショックでしたが、今、考えると叔母さんと最後の
お別れも出来たし、幸せな最後だったのではと思えます。

兄も79歳となり、甥が法事を取り仕切っていましたから
母の法事に兄弟姉妹が揃うのもこれが最後になるのかも…。

母に苦労をかけた末っ子の私の、今の幸せを、よかったなと
天国から見て、喜んでくれているだろうと、
遺影を見て思ったのでした。

思い込み

2012-11-08 22:20:50 | 日記
先日は、楽しみにしていた京都への日帰り旅行に行けず
大変な1日を過ごしたのであります。

それは、朝から旅行の準備をしてサアー出発と言う時に
マイバッグが所定の場所に見当たらず、家中探しても無く。
これはきっと昨夜、外食した所へと忘れてきたのだと思い、
車を走らせて聞きに行っても無く。
バッグにはクレジットカード、キャッシュカード、保険証等も入っており
出てこなければ、これは旅行どころではないと…、青くなり。
旅行のキャンセル、警察への届け、カード会社と銀行への連絡。
あわてて全部したのであります。
やれやれと一息ついたところで、免許証の再発行の手続きもしなくてはと
思いながらパソコンデスクの所へ何気なく歩いていき、ふと下を見れば
椅子の陰にくだんのバッグが鎮座しているではあ~りませんか!
「えっ」とよく見ても間違いなくマイバッグ。

「時間よ戻ってくれぇー」朝から今までの騒ぎは何だったのだ~。
皆さまに迷惑をかけてしまい、穴があったら入りたい気持!

「思い込み」とは恐ろしい。目もくらましてしまって、有る物も見えない。
バッグが出てきたからには「発見届」を各方面へせねばならず、
また、あちらこちらへと走り、忙しい日を過ごしたのであります。

大変な日ではござりましたが、失せ物が出てきたから
「良き日」であったと思うことにいたしませうか? (・_・;)